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副業を始めたい20代会社員は約7割!目的は「収入」に次いで「キャリア開発」の潜在ニーズが高い

IGNITE / 2020年3月19日 9時0分

副業を始めたい人は過半数超え、特に男女とも20代が意欲的

副業をしていない人のうち、副業をしたいと思う人は「すぐにでもしたい」、「いずれしたい」を合わせると64.3%と過半数を超える結果となった。特に「すぐにでもしたい」20代は70%を超えている。(男性20代 38.0% 女性20代 30.0%)

副業をしたい理由は「収入」に次いで「キャリア開発への期待」が多い

副業未実施者の「副業をしたい理由」は「本業以外の収入を得たい」が圧倒的に多い結果となった。次いで「自分のキャリアを広げたい」「スキルを活かしたい」「人脈を広げたい」といった、自身のキャリア開発への意識の高さが読み取れる。

会社が副業を認めてくれることへの期待は高い、次いで税金等の知識に不安

副業を実施する際にどのような支援内容があれば課題解決できるかについては「会社が副業を認めてくれる」が最も高く、次いで「税金等のお金に関する情報提供」と続いた(複数回答可)。

すでに副業している人の約7割がキャリア開発を実感!

「副業は自身のキャリア開発につながると思いますか」の問いに対して、副業をしている人の70.5%が、「とてもそう思う」、「ややそう思う」と回答した。副業がキャリア開発に繋がると実感している割合が高いことが分かった。

この調査結果を受けて、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 ワークスイッチコンサルティングのシニアコンサルタント 成瀬岳人氏は下記のコメントを発表している。

本調査で見えてきたのは、「若手ほど将来に不安を感じ、副業という手段に可能性を感じている」ということです。2020 年代は、本格的に労働人口が減少していきますが、企業は人材を「囲い込む」のではなく、敢えて社外に越境させて、自律的なキャリア開発を支援していくことが必要になるでしょう。その結果、社員はその機会を提供する企業に感謝し、本業での活躍のために自ら成長していきます。

副業を「禁止」するか、「管理」するか、むしろ促進し「支援」するか?この選択が、企業の持続的な変革と、日本の未来を担う次世代の可能性を拡げていくことに繋がっていくでしょう。

では、次の世代が未来に期待をもってチャレンジできる社会への「転換」を願って、本調査結果から新たな事業を創り出していきます。

副業に対する期待や、不安など、会社員が抱いているリアルな感覚が数値化された興味深い調査結果となった。固定観念にとらわれることなく、自分の将来像を具体的にイメージしながらダブルワークの可能性を模索していくことが、私たちが取り組める「働き方改革」ではないだろうか。

■調査概要

調査日: 2019年12月10日(火)~12月12日(木)/対象:男女・20~59歳・現在の職業が会社員(勤務先の従業員数が300人以上)で、役職が部長、課長・係長・主任・一般社員クラスの800名(副業実施者400名、副業未実施者400名)/調査手段:インターネット定量調査

(冨田格)

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