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チェコのビールの街で泊まる、ビール工場直営ホテル

IGNITE / 2020年3月22日 10時0分

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「České Budějovice(チェスケー・ブジェヨヴィツェ)」という街は、チェコの首都であるプラハから南下してオーストリアに向かう途中にある。

南ボヘミア州最大の都市で、様々な工業製品、とりわけ「Budweiser Budvar(ブドヴァイゼル・ブドヴァル)」というビールで有名な街だ。

「Budweiser Budvar」はドイツ語表現で「バドワイザー」。しかし、日本でよく手に入るアメリカのバドワイザーとは全く違うもの。

元々このブジェヨヴィツェで作られていたビールだから「ブドヴァイゼル・ブドヴァル=バドワイザー」と呼ばれていたものであり、アメリカの方は無関係なので注意してほしい。

駅周辺は大きなショッピングセンターや巨大なバスセンターがあり、そこから西に歩いていくと川に出る。その川の付近が旧市街であり、落ち着いた雰囲気に変わる。

今回宿泊したのは、ブドヴァイゼル・ブドヴァルの直営ホテル「Malý Pivovar(マリー・ピヴォヴァル)」。ビール醸造のイメージをあしらった、大きな看板が出迎えてくれた。

ホテルといっても、中世の「宿屋」のような雰囲気。施設は新しくされたものながら、部屋は広くて木製の家具がアンティークのようで渋い。

重厚な色合いの木の天井が、古きヨーロッパを思わせる。しかし部屋はとても綺麗で快適であり、またヨーロッパに少しずつ増えてきている風呂付きだったので、長い列車移動の疲れが取れた。

翌朝の朝食会場は、シャンデリアが下がるバンケットルームの様な部屋。

チーズやハムなどの種類も多く、旅先では不足しがちな果物や野菜もたっぷりと用意されていた。また、チェコ伝統のケーキをはじめ、焼き菓子などの甘いものも豊富で食後に少し頂いた。

朝食をとったら街をぶらりと散歩するのもよし、駅前のバスセンターから周辺の街へ足を伸ばすのもよし。

しかし、せっかくだから「ブドヴァイゼル・ブドヴァル」の工場見学を忘れずに訪ねてみることをオススメしたい。

※2020年3月現在、欧州各国では出入国の制限をしています。旅行の際は必ずご確認を。

(田原昌)

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