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三密・手洗い・換気を感知!AI・IoTを活用したコロナウイルス対策サービス

IGNITE / 2020年4月16日 8時0分

三密・手洗い・換気を感知!AI・IoTを活用したコロナウイルス対策サービス

新型コロナウィルス感染拡大により、大都市圏では緊急事態措置として営業自粛する店舗や、出社する人数を減らしてテレワークを推奨する企業が増えている。緊急事態宣言はゴールデンウィーク明けまでとされているが、一旦感染拡大をピークアウトさせたとしても、それは終息を意味するのではなく、新型コロナウィルスとは長期戦になると予想されている。

緊急事態措置が終わった後の企業・店舗の営業再開を、さらなる感染拡大の第二波に繋げないためには、より厳しく「3密」を避けることや、「手洗い」の徹底が求められる。

映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営する株式会社フューチャースタンダードは、新型コロナウイルス(COVID-19)に対する企業のBCP(事業継続計画)対策として、AIIoTを活用した新型コロナウイルス対策サービス「手洗い・消毒記録サービス」「換気状態検知サービス」「密集度検出ソリューション」の提供を5月より順次開始する。これらサービスは、SCORERプラットフォームで開発実績のあるものをベースに修正開発をするため、早期に導入が可能になるとのことだ。

どのようなサービスなのか、その概要をご紹介しよう。

手洗い・消毒記録サービス(5月中に提供を開始予定)

新型コロナウイルスの感染防止において手洗いや消毒の重要性は広く知られているが、食品工場や医療現場などにおいて実際に従業員の手洗いや消毒の頻度を把握することは困難だ。そこで顔認証用の小型カメラと手洗いエリアを撮影するカメラを設置し、映像解析AISCORER」を活用した顔認証技術や骨格分析などを組み合わせることで、個人を特定した上で誰がいつ手洗い・消毒を実施したかを自動で記録に残すことが可能になる。

換気状態検知サービス(5月中に提供を開始予定)

新型コロナウイルスは閉鎖空間で浮遊することがあるため、定期的な換気による3密行動の一つである密室を避けることが効果的だが、換気の時期を定量的に把握することは困難だ。そこで、測定器を用いて二酸化炭素濃度から密室度合いを測定し、換気が必要な時期にアラートを出し、定期的な換気を促すことが可能になる。ネットワークで接続し、遠隔でもどの部屋や場所で濃厚接触状態にあるかを把握でき、記録することで濃厚接触状態が多発する場所を特定し利用を避けることもできる。

  密集度検出ソリューション(5月中に提供を開始予定)

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