光岡ビュートの特別仕様車は、カフェラテのような甘さと癒しを提供してくれる

そのクルマが走っているだけで、街の風景が一変する……。そうした効果は、超高額なスーパーカーだけの専売特許ではない。

たとえば、光岡自動車の主力コンパクトセダン「ビュート」とハッチバックタイプの「ビュートなでしこ」ならば、どことなく張り詰めた空気の中にあっても、レトロモダンな癒し系の風を吹き込んでくれる。

1993年に初代モデルが登場したビュートは、日産マーチをベースに、高級感漂うクラシカルデザインを注入したカスタマイズモデル。このモデルを手掛ける光岡自動車は、日本で唯一無二のファッションカーメーカーとして知られている。

現行ビュートは2012年にデビューした3代目となり、光岡自動車ならではのクラフトマンシップが随所に発揮されている。

そして、4月17日に発売された特別仕様車「カフェラテ」では、ミルクたっぷりで甘く癒されるカフェラテをテーマに、上品で優しく「ほっと、ひと息」できるようなクルマを目指したという。

最大の特徴は、淡いベージュ系の専用ボディカラー「カフェラテ」になるだろう。その優しくなめらかな風合いは、ビュートのやわらかな曲線ボディと見事に調和している。

さらに、足元に装着されたクリーミーホワイトの専用カラードホイールが可愛らしさを増幅し、フロントのラジエターグリルバッヂとリアに奢られた専用エンブレムが特別感を演出する。

一方のインテリアでは、通常はメーカーオプションのクラシックインパネ、レザーシート（前席は専用ロゴの刺繍入り）、カラードドアトリムが標準装備となる。

やさしい配色とレトロな雰囲気に包まれる空間は、癒し効果もバツグン。まるでティータイムのようにリラックスした移動を愉しめることだろう。

パワートレーンは、1.2Lの直3エンジン（79ps/106Nm）にCVTという組み合わせ。駆動方式はFFのほか、4WDも用意される。

■価格帯および限定台数
ビュート カフェラテ＝299万2,000円～373万4,500円（限定35台）

ビュートなでしこ カフェラテ＝254万1,000円～333万8,500円（限定15台）

（zlatan）

画像元：光岡自動車