【カップめんに関するアンケート調査】週1回以上食べる人は2割強
IGNITE / 2020年5月4日 17時0分
料理したくない、テイクアウトを買いに行くのも面倒臭い。そんな時の強い味方がカップめんだ。どれくらいの頻度で、どんなカップめんが食べられているのか、興味深い調査が発表されたのでご紹介しよう。
伊藤忠グループのリサーチ会社であるマイボイスコム株式会社が、10回目となる『カップめん』に関するインターネット調査を2020年3月1日~5日に実施、10,186件の回答を集めた。
調査結果:https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=26001
■カップめんを食べる頻度
カップめんを食べる人は9割弱。週1回以上食べる人は2割強、男性30代で4割弱となっている。
■普段食べるカップめんのタイプ(複数回答)
「カップラーメン」がカップめんを食べる人の91.6%、「カップ焼そば」「カップうどん」が各50%台。「カップ焼きそば」は、男性10~50代や女性10・20代で6~7割と高くなっている。
■好きでよく食べるカップラーメンの銘柄(複数回答)
「カップヌードル」が60.0%で圧倒的、「マルちゃん麺づくり」「スーパーカップ」「日清麺職人」「日清ラ王」「マルちゃんごつ盛り」が各10%台で上位となっている。
■好きでよく食べるカップ焼きそばの銘柄(複数回答)
「日清焼そばU.F.O」が33.9%、「明星一平ちゃん夜店の焼そば」「ペヤング ソースやきそば」が各2割強。西日本では「日清焼そばU.F.O」の比率が高くなっている。北海道では「マルちゃん やきそば弁当」、関東では「ペヤング ソースやきそば」が1位。
■好きでよく食べるカップうどん・そばの銘柄(複数回答)
「どん兵衛」「マルちゃん 赤いきつね/緑のたぬき/黒い豚カレーうどんなど」が各5割弱。西日本では「どん兵衛」の比率が他地域に比べてやや高い。「マルちゃん 赤いきつね/緑のたぬき/黒い豚カレーうどんなど」は北海道で高く、西日本で低い傾向。
■カップめん選定時の重視点(複数回答)
「味」が84.2%、「価格」が64.6%、「スープ、つゆ」が30.7%、「麺」「食べ慣れている」「商品ブランド」「容量」「メーカー」が2割前後で上位。『カップ焼そば』主利用者では「味」「価格」に続き、「食べ慣れている」「容量」「商品ブランド」が多くなっている。
■カップめんを食べる場面(複数回答)
「昼食時」が75.1%で最も多く、「すぐに食べたい時」「軽く済ませたい時」「小腹が空いた時」が2割前後で続く。男性では「夜食時」、女性では「食事を準備する時間がない時」「手作りするのが面倒な時」「すぐに食べたい時」の比率が高くなっている。「夕食時」は、男性10~30代や女性10・20代で高い傾向。
回答者のコメント(カップめんについての不満)
・コンビニで買うのが多いが、品揃えが少ない。(男性29歳)
・買いだめするとかさばる。チキンラーメン形式が良いこともある。(男性32歳)
・気に入った味でも、いつのまにか製造中止になっている。(男性45歳)
・うどんに天ぷらが乗っているものが好きだが、うどんには油揚げ、そばには天ぷらが主流になっている。(女性25歳)
・中途半端な野菜や肉はいらない。味が合わず、そこに沈んでいるのを最後に食べるのが嫌。(女性38歳)
・添加物も多いし、体には悪そうで、罪悪感を感じます。(女性44歳)
手軽に食べられるだけじゃなく、災害の時の非常食としても重宝するのが「カップめん」だ。いざという時のために、お気に入りの商品を常備しておく必要もありそうだ。
(冨田格)
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