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手つかずの雄大な自然の宝庫!いつか行きたい、西オーストラリア州の絶景スポット

IGNITE / 2020年5月2日 21時0分

■バングルバングル

ハチの巣のような奇岩が山脈状に連なるバングルバングルは、西オーストラリアの北東部、キンバリー地域に位置するパヌルル国立公園にある。世界遺産に登録されるこの奇岩群は、1983年に映像の撮影クルーにより世界に紹介されるまで、先住民族などわずかな人にしか知られていない秘境だった。オレンジと茶色の縞模様を持つドーム型の砂岩は、約3億5千万年前から堆積・隆起し、2千万年をかけて侵食されてできたといわれる。また、国立公園内にはカテドラル渓谷やピッカニニークリークなど、自然の神秘が体感できる見どころもある。

ヘリコプターやセスナ機の遊覧飛行や、地元先住民族のガイドで遺跡をめぐるトレッキング、自然の景観を活かした国立公園内の宿泊施設に滞在など、多彩な方法で壮大な景色が堪能できる。

■ニンガルーリーフ

美しい海に多様な海洋生物が生息する、世界遺産ニンガルーコーストの海域内にある。沿岸は長さ約260kmにおよび、ターコイズブルーの海には、200種以上の色とりどりのサンゴや、500種以上の魚たちが生息する。

年間を通じてマンタやウミガメなど海の生物と触れ合うことができ、3月中旬から7月にかけては、世界最大の魚、ジンベイザメが多数やってきて一緒に泳ぐ遊泳体験が人気だ。7月からはザトウクジラとともに遊泳するという、世界でも珍しい貴重な体験もできる。

■シャークベイ

1991年に世界遺産に登録されたシャークベイは、パース北約850km、インド洋に複雑に突き出たペロン半島の中間あたりにある。点在する島々、深く切り込んだ湾やいくつもの入江をもつこのエリアは、海洋生物の宝庫として知られ、世界最大のジュゴンの生息地。また、世界最古の生物といわれるストロマトライトを見ることもできる。

野生のイルカを間近で見ることができるモンキーマイア、白い浜と真っ青な海が鮮やかなコントラストを描き出すシェルビーチ、世界最古の生物「ストロマトライト」が入江に密集する不思議な光景が見られるハメリンプールなど見どころも多い。

■マウントオーガスタス

世界最大の一枚岩、マウントオーガスタスが今の姿になったのは地殻変動などにより9億年以上前に遡ると言われる。岩の長さは約8km、標高715mと、ウルル(エアーズロック)の2倍以上の大きさで、岩というよりもほぼ山のような大きさだ。足に自信のある方は頂上まで往復約12km、約6時間のトレイルコースがおすすめ。

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