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【チェコ旅】城の麓のレトロなレストランで、自家醸造ビールを飲んでみよう

IGNITE / 2020年5月30日 19時0分

【チェコ旅】城の麓のレトロなレストランで、自家醸造ビールを飲んでみよう

南ボヘミア州最大の都市「České Budějovice(チェスケー・ブジェヨヴィツェ)」近郊に、「Hluboká(フルボカー)」城がある。

穏やかで観光客も少ない城の麓で見つけたレストランだが、とても興味を引いたので立ち寄ってみた。

興味を引いた理由は、建物の名前に「Pivovar Hluboká」とあったため。「Pivovar(ピヴォバル)」というのはビールの自家醸造をしているレストランのこと。

日本で言うところの居酒屋風の店も、おしゃれなレストラン風の店でも、「Pivovar」と表記されていれば「自分の店でビールを作っています」ということになる。醸造所らしくなくても店に入るとタンクが並んでいたりして、ビール大国チェコらしさをひしひしと感じられるのだ。

その店だけで飲める場合が多いので、様々なビールを試したい人はぜひ「Pivovar」に挑戦してみて欲しい。

さて、こちらの「Pivovar Hluboká」は店内がレトロな仕様になっており、とても素敵だ。今でも使用可能かは不明だが天井から古いテレビが吊るされており、テーブル代わりの足踏みミシンがインテリアとして映える。

そしてこの店の特徴は、アイスホッケーのグッズがたくさん展示されていることだ。

チェコの国民的スポーツといえば、アイスホッケー。長野オリンピックにおいて、最大のライバルであったロシアを倒して金メダルを取ったことがとても誇りで、今でも「Nagano」はチェコの人々の心に強く刻まれている。

この店にも、長野オリンピックの時のパックが誇らしく展示されていた。

ビールは数種類あり、基本のピルスナー2種類を注文。泡がとてもクリーミーで美味しい。

一杯0.5リッターで約230円。チェコではビールがコーラよりも安いのだ。

ノンアルコールドリンクでも、ホットドリンクはその店独自のもあるので試してみたい。今回頼んだのはアップル&シナモン。すりおろしリンゴのような濃厚さで、オススメのチーズケーキともよくあう。

小さな街だとチェコ語のメニューしかなかったり、チェコ語しか通じない店も多いがチャレンジしてみて欲しい。入店するときに挨拶だけはチェコ語でしておくと、後はなんとかなるものだ。

地元の人たちが楽しむビールを、自分たちでも味わってみたい。

※2020年5月現在、欧州各国では出入国の制限をしています。旅行の際は必ずご確認を。

(田原昌)

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