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美術装飾時計の様式美を感じる品格ある逸品「薩摩切子時計」

IGNITE / 2020年6月28日 9時0分

美術装飾時計の様式美を感じる品格ある逸品「薩摩切子時計」

ご誰しも1日に何度も見る時計。それなら美しい時計で時を確認したい。

リズム時計工業は、創立70周年記念モデルとして、薩摩切子を使用した置時計「薩摩切子時計」の受注受付を開始した。

■70周年を記念したモデル

刻み続けた歴史の息吹を感じられる、オーセンティックなデザインの「薩摩切子時計」。台座の上に煌びやかな装飾を施した時計を据える部品構成は、17世紀ヨーロッパ・フランスにおけるマントルクロックに端を発し、現代に連綿と続く美術装飾時計の正当な佇まいのひとつ。

■時の流れを刻むクロック

悠久の時の流れをテーマとしデザインされた切子の文様は、時を意味する“12”“24”の数字で構成される。

“12”の時はダイナミックな“24”の矢来で表現し、矢来の間には“12”個の菊文と笹の葉、文字板の中心には“24”弁の菊文が花開く。側面の二重矢来の中には、“12”の十六菊文と海面に光り輝く小魚の群れを表現した“24”の魚子文が贅沢にあしらわれる。

■薩摩切子と共鳴するスタイリングの時分針

薩摩切子の誕生と同じ、19世紀に端を発するスタイリングデザインを基調とした時分針。真鍮を酸化腐食(エッチング)加工して仕上げられた時分針は、切子細工の伝統文様である八角籠目(はっかくかごめ)や幾何模様を緻密なレリーフであしらい、宝飾時計にふさわしい端正な表情を演出する。分針飾りは情熱の意味を持つガーネットを使用した。

■現代に蘇った至高の工芸「薩摩切子」

180年ほど前、島津家第28代 島津斉彬 (しまづなりあきら) の時代に海外交易品として誕生した薩摩切子。幕末の動乱の中で途絶えたが、1985年に多くの人々の努力が実り、現代に蘇った。

イギリス、ボヘミア、中国に源流を求めながらも、肉厚な色付きガラスを加工した際に生じる日本人的な繊細さを表現した「ぼかし」などの特徴によって、世界のガラス工芸史上で高い評価を得る。

■美の匠 ガラス工房 弟子丸

1985年の薩摩切子復元事業の当初から携わっている切子師・弟子丸 努(でしまる つとむ)氏が率いる“美の匠 ガラス工房 弟子丸”。その技法を際限なく高め、創作を通じ「炉火純青(ろかじゅんせい)」と称される最高点の煌めきを追求し続けている。

一方で新しい薩摩切子の可能性を求め、伝統を踏まえつつも従来の枠にとらわれない作品作りにも挑戦する。

■メイドインジャパンの品質

リズム時計は創業からこれまでの長きにわたり、日本国内の工場でクロックの製造販売を続けてきた。時計の心臓部分であるムーブメントから開発し組み立てるJAPAN MADEのクロックは、日本国内工場の厳しい品質管理のもと生産、出荷される。その品質に信頼を得て、日本国内だけでなく海外からも高く評価される。

薩摩切子ならではの繊細なカットが施された、美しい時計をオーダーしてみては。

価格:1,500,000円(税抜)
本体サイズ:高さ206/幅180/奥行140mm(台座含む)
※完全受注商品。受注から発送まで約5ヶ月。

薩摩切子時計 特設WEBページ:https://rhythm.jp/lp/satsumakiriko

(MOCA.O)

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