VWの新型クロスオーバーSUV「T-Roc」は、スタイリッシュかつ実直な作りが際立つ
IGNITE / 2020年8月6日 11時0分
「T」の頭文字を持つフォルクスワーゲンのSUVファミリーに、新型クロスオーバーSUVの「T-Roc(ティーロック)」が仲間入りした。
ボディサイズや価格帯は、もっともコンパクトな「T-Cross(ティークロス)」と、ミドルサイズSUVの「Tiguan(ティグアン)」の間を埋める存在となる。
新型T-Rocのキャッチコピーは「All My T-Roc」。多くの人にとって扱いやすいサイズながら、多様なニーズに応えるオールマイティSUVとして開発されている。
ボディサイズは全長4,240×全幅1,825×全高1,590mm、ホイールベース2,590mmで、ちょうど「ゴルフ」をSUVに仕立てたようなサイズ感となる。
デザインの特徴は、リアに向かって緩やかなカーブを描くルーフラインとそれに合わせて縁取られたクロームトリム。また、フォルクスワーゲンのSUVとして初めて、ブラックもしくはホワイトルーフと全9色のボディカラーを組み合わせた2トーンカラーが設定されている。
さらにヘッドライトと一体化されたワイドなフロントグリルや、フロントバンパーに組み込まれたLEDデイタイムランニングライト、リアデュフューザーまでつながり感のあるボディ下部のクロームトリムなども印象的だ。
インテリアの装いはオーソドックスな最新のVWスタイルを採用し、純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”やデジタルメータークラスター“Active Info Display”、パドルシフト、チルト&テレスコピック機能付きステアリングなどが全グレードに標準装備される。
リアシートは60:40の分割可倒式かつセンタートンネル付きで、ラゲッジ容量は通常時445Lから後席フルフラット時の1,290Lまで広がる。
パワートレーンは、2.0Lの直噴ターボディーゼル(150ps/340Nm)+7速DSG(デュアルクラッチ)のみ。駆動方式も弟分の「T-Cross」と同じく、FF(前輪駆動)のみ。燃費はWLTCモードで18.6km/Lと良好な数値をマークしている。
タイヤサイズは16インチ~19インチの4サイズが用意され、グレードが上がるごとにインチアップする。
運転支援システムは、全車速追従式のACCやレーンキープアシスト、ブラインドスポットディテクション(後方視覚検知)、歩行者検知対応のプリクラッシュブレーキなどを全グレードに標準装備する充実ぶりだ。
■グレードおよび価格
TDI スタイル=384万9,000円
TDI スタイル デザインパッケージ=405万9,000円
TDI スポーツ=419万9,000円
TDI R-Line=453万9,000円
(zlatan)
画像元:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
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