日独のクラフトマンシップが鮮やかに融合した「BMW 8シリーズ グランクーペ」は限定3台
IGNITE / 2020年9月10日 22時0分
BMWジャパン独自企画である「BMWと日本の名匠プロジェクト」が発動し、世界でも唯一無二のラグジュアリーアートを表現した特別限定車が制作された。価格は2,150万円で、9月19日から開催される世界的な写真祭『KYOTOGRAPHIE 2020』の会場にも展示される。
限定3台で企画された「8シリーズグランクーペ 京都エディション」は、高性能グレードの「M850i xDriveグランクーペ」をベースに、日本が誇る匠の技とドイツの妥協のないクラフトマンシップを融合させたモデルとなる。
ボディカラーには、BMWインディビデュアル特別色の「アズライト・ブラック」を採用。アズライト(=藍銅鉱)は日本の伝統絵画にも広く用いられた高貴な色で、その深みある藍の色合いに、クロームに輝くキドニーグリルやウィンドウモールディング、マルチスポークの20インチアルミホイールを組み合わせている。
特別感のあるインテリアも、所有欲を満たすのに十分だろう。京都エディションでは、工場でのラインオフ後に職人による手作業でステアリングコラムやフロントシートの台座部分までレザーで覆う、「BMW Individual Manufaktur(マニュファクチュール)」加工が施され、レザーシートはアイボリーホワイトとタルトゥーフォーとのバイカラー仕様となる。
ハイライトはセンターコンソール部分のインテリアトリムで、京都を代表する漆芸家である岡田紫峰氏による煌びやかな漆塗りの蒔絵螺鈿(まきえらでん)細工が施されている。
また、同じデザインを施した専用キートレイも設定され、美意識にあふれたラグジュアリークーペを所有するオーナーの生活を彩る。同じく特別に仕立てられたクッションは、ルーフライニングなどに用いられているアルカンターラを細い線状に裁断し、上質な絹糸を使って西陣織の伝統技術で織り込むという手の込んだ品となる。
そして、美しく優雅な佇まいとは裏腹に、心臓部には530ps/750Nmという圧巻のパワーを放つ4.4LのV8直噴ターボエンジンが鎮座している。
(zlatan)
画像元:BMWジャパン
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