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最高出力272ps/最大トルク370Nm、トヨタ入魂の「GRヤリス」が力強く発進!

IGNITE / 2020年9月12日 22時0分

最高出力272ps/最大トルク370Nm、トヨタ入魂の「GRヤリス」が力強く発進!

トヨタの痛快ホットハッチ「GRヤリス」が、いよいよ公道を走りだす。

価格はメイングレードの「RZ」が396万円、RZをベースに限界性能を高めた「RZ“High performance”」が456万円、競技やカスタマイズ向けの「RC」が330万円、誰もが気軽に走りを楽しめる「RS」が265万円となっている。

新型GRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)などで培った技術やノウハウが惜しげもなく投入された、トヨタ完全オリジナルのスポーツ4WD。ベースとなるボディは、空力・軽量・高剛性を追求するべく3ドアタイプとし、アルミ製のエンジンフードやトランクリッド、カーボンルーフなどを採用する。

心臓部には、3気筒エンジンとして世界最高レベルの出力(272ps/6,500rpm)と強力なトルク(370Nm/3,000-4,600rpm)を実現した新開発の1.6L直噴ターボエンジンを搭載。そのハイパワーは、6速MTとスポーツ4WDシステムの「GR-FOUR」を介し、余すことなく路面へと伝達される。

GR-FOURには3つの4WDモードが用意され、前後輪へのトルク配分は、「ノーマル」で前輪60:後輪40、「スポーツ」で前輪30:後輪70、「トラック」で前輪50:後輪50となる。

さらに「RZ“High performance”」では、エンジンに冷却スプレー機能付空冷インタークーラー、前後のディファレンシャルにトルセンLSD、足回りにはBBS製の鍛造アルミホイール×ミシュラン Pilot Sport 4Sが標準装備される。

競技ベースの「RC」は、「RZ」からディスプレイ・オーディオなどの快適装備を削ることで30kgの軽量化を実現。また、ラリー用小径タイヤの装着を考慮して、16インチのベンチレーテッドディスクブレーキを搭載している。

唯一のCVT仕様となる「RS」は、日常域での気持ちよさを追求するべく、1.5Lの直3・直噴ガソリンエンジン(120ps/145Nm)とFF(前輪駆動)を採用。パドルシフトや3つのドライブモード(ノーマル/パワー/エコ)、アイドリングストップ機能などを備え、燃費はWLTCモードで18.2km/Lをマークしている。

カスタマイズパーツの「GR PARTS」も多彩で、タワーバーや前後スポイラー、スポーツマフラーといった走りに磨きをかけるパーツはもちろん、ボディストライプやカーボン調のドアハンドルプロテクター、バルブキャップなどのドレスアップ系も豊富に用意される。

(zlatan)

画像元:トヨタ自動車

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