BMWのスーパーアスリートセダン、新型「M5」がデビュー!
IGNITE / 2020年10月17日 8時0分
ビジネスエリートがサーキットを攻めるスーパーアスリートへ……。新型5シリーズをベースにした2つの高性能セダン「M5」と「M550i xDrive」が投入された。
BMW M社が開発する高性能マシン「Mモデル」は、2つのカテゴリーが存在する。ひとつはサーキットを攻め切る性能が与えられた「Mハイ・パフォーマンス・モデル」で、もうひとつはサーキットで培われた技術を注入して走行性能を高めた「Mパフォーマンス・モデル」だ。
前者の新型「M5」は、最高出力600ps/6,000rpm、最大トルク750Nm/1,800-5,600rpmを発揮する、M社が開発した最強の4.4リッターV8直噴ガソリンターボを搭載。FRベースのフルタイム4WD「M xDrive」との組み合わせにより、0-100km/h加速は3.4秒をマークする。
また、最高出力を625psにまで高め、0-100km/h加速を0.1秒短縮した「M5 コンペティション」もラインナップされている。
一方、後者の新型「M550i xDrive」は、最高出力530ps/5,500rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpmを発揮する4.4リッターのV8直噴ガソリンターボを搭載し、0-100km/h加速は3.8秒をマーク。Mパフォーマンス・モデル専用色となるセリウム・グレーをキドニーグリルやエアブリーザーなどに採用し、独自の個性や存在感を演出している。
M5に初採用となるMモードボタンでは、運転支援システムの介入レベルを「ROAD(ロード)」と「SPORT(スポーツ)」で切り替えることができる。また、M5コンペティションでは、運転支援システムの快適性と安全性に関するすべての機能を無効とし、速く走ることだけにフォーカスした「TRACK(トラック)」モードも備わる。
標準装備となるM専用インテグレーテッド・ブレーキシステムも見逃せない。このシステムは、約2kgの重量削減を果たしつつ、路面状況やブレーキ温度にかかわらずペダルフィールを一定に保つことで、ドライバーの正確なブレーキコントロールに貢献するという。
内外装は5シリーズのマイナーチェンジに準じた改良を受けつつ、ダブルバー・キドニーグリルやボディ側面のエアブリーザーに装備されたMギル、新開発のスポーツシートなどによって、Mモデルらしいアグレッシブなオーラとスポーツ性が与えられている。
■グレードおよび価格
M5=1,792万円
M5 コンペティション=1,877万円
M550i xDrive=1,319万円
(zlatan)
画像元:BMWジャパン
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