「文藝」冬季号は文藝賞受賞作や『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子の2作目掲載
IGNITE / 2020年10月7日 16時30分
秋も深まり、読書の季節。
河出書房新社が発行する季刊文芸誌「文藝」は、話題沸騰必至のラインナップで冬季号を本日10月7日に発売する。
「文藝」2020年冬季号 表紙
■史上最多の応募総数2360作、第57回文藝賞発表
新人賞である第57回文藝賞は史上最多の応募総数2360篇の中から選出された受賞作・藤原無雨(ふじわら・むう)「水と礫(れき)」、優秀作・新胡桃(あらた・くるみ)「星に帰れよ」の全文を一挙掲載。磯崎憲一郎・島本理生・穂村弘・村田沙耶香の各選考委員の選評および、受賞者との対談も読んでみたい。
■デビュー作でいきなり芥川賞受賞! 『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子第2作目
デビュー作にして文藝賞と芥川賞をダブル受賞、60万部超のベストセラーであり、映画化(11月6日公開)も控えている超話題作『おらおらでひとりいぐも』。その作者・若竹千佐子の第2作目が3年の時を経て遂に発表。タイトルは「かっかどるどるどぅ」。新たな語りの可能性を拓く女たちの物語だ。
■特集は「いま、日本文学は」
いま「日本文学」に何が起きているのか? デビュー20周年を迎えた柴崎友香と、初中編『ぬいぐるみとしゃべる人がやさしい』が話題の大前粟生による対談他、90年代生まれ作家26人アンケート、日本文学を翻訳・編集して海外に届ける翻訳者・編集者17人アンケートなどが登場。
■芥川賞&文藝賞受賞作家×キーパーソンたちとの対談
文藝賞と芥川賞を受賞した、旬の2人の作家とそれぞれのキーパーソンによる対談を掲載。1本目は蒼井優×若竹千佐子。11月6日に映画公開される『おらおらでひとりいぐも』で主人公・桃子さんの若き日を演じた蒼井優とその原作者・若竹千佐子による対談も興味深い。
「変わりゆく日本の妻」は、昭和から現代に至る女性像の変化を縦横に語られる。そのほかデビューから33年を迎え今なお唯一無二の音楽性で第一線を走りつづけるバンドBUCK-TICKのフロントマン・櫻井敦司と、デビューから1年足らず、初ノミネートにして芥川賞を受賞したばかりの遠野遥による初の親子対談。異ジャンル創作者として互いの表現に迫る。
文芸誌ジャンルの新たな扉を開く「文藝」、読んでみては。
「文藝 2020年冬季号」
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
明日発売『週刊文春WOMAN』2024秋号は、「パートナーは必要?」を大特集!谷川俊太郎と内田也哉子が「母と父の恋文」を読む
PR TIMES / 2024年9月20日 12時15分
-
文藝春秋の文芸誌『文學界』9月号が完売!
PR TIMES / 2024年9月13日 13時40分
-
リクルート「まだ、ここにない、出会い。ここにない、音楽。」のコラボから生まれたフリーマガジンが配布スタート!
PR TIMES / 2024年9月4日 14時45分
-
第61回文藝賞受賞作は、待川匙「光のそこで白くねむる」、松田いりの「ハイパーたいくつ」、二作に決定!
PR TIMES / 2024年8月31日 18時40分
-
映画『若き見知らぬ者たち』小説版 芥川賞候補「オン・ザ・プラネット」著者による書下ろしで講談社文庫から発売!
PR TIMES / 2024年8月23日 10時45分
ランキング
-
1認知症や急激な老化を呼ぶ免疫暴走が起こる真因 免疫が処理できないほど体内にゴミが溜まる恐怖
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 7時0分
-
2政府は夕張市の「限界医療」から何も学んでいない…増え続ける「コロナワクチン健康被害」に医師が訴えたいこと
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 10時15分
-
3のどの不調は「体から発せられた悲鳴」 乱れた自律神経の整え方
PHPオンライン衆知 / 2024年9月20日 11時50分
-
4悪気はないのに、なぜか相手が不機嫌...関係を維持する「気軽な謝罪術」
PHPオンライン衆知 / 2024年9月20日 11時50分
-
5夜中のジュースやアイスクリームが「夜型幼児」をつくる…日本人の母親6000人調査で判明
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月20日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください