高級ミニバンの「エルグランド」が2回目のマイナーチェンジ！ 「NV350キャラバン」や「エクストレイル」も一部改良

新たなブランドアンバサダーに木村拓哉さんを迎え、クロスオーバーEVの「アリア」やプロトタイプ版の「次期フェアレディZ」を公開した日産が、既存モデルのテコ入れを順次進めている。

「NV350キャラバン」に新設定された“マルチベッド”は、アウトドアスポーツや車中泊、あるいはリモートワークの仕事部屋としてのニーズに応えたモデルとなる。

荷室スペースには、左右跳ね上げ式のベッドシステムと硬質のフロアパネルを装備。オプションで高さ調整機能付きの脱着式テーブルを追加すれば、ベッドをベンチ代わりに食事やパソコン作業などができる。

さらに、バックドアテントや車内カーテン、専用ラックといった多彩なアイテムも取り揃えている。価格は340万3,400円～432万3,000円。

人気SUVの「エクストレイル」では、内外装の質感を向上。フロントグリルや前後バンパー、バックドアフィニッシャーなどはダーククロームに、アウトドアハンドルはボディ同色に、アルミホイールはダークカラーとして落ち着きのある上品な外観としている。

内装では前席パワーシートを採用し、エクストロニック・マニュアルモード付CVTを全車に標準装備している。価格は316万1,400円～382万2,500円。

また、エクストレイルをベースとしたカスタムカー「AUTECH」「エクストリーマーX」「助手席スライドアップシート」も同様の改良を受けている。

高級ミニバンの「エルグランド」は、10年におよぶモデルライフの中で2回目となるマイナーチェンジを実施し、360°セーフティアシストを標準化して安全性を高めている。

繊細な作り込みによって力強さに磨きをかけたフロントグリルは、漆黒の「ブラッククローム」とエレガントな「サテンクローム」の2種類を用意。インテリアには、ピアノブラックでまとめた10インチの大型ディスプレイを配し、キルティングパターンを採用したプレミアムシートも搭載する。

また、存在感を際立たせる特別仕様車の「アーバンクロム」シリーズや、AUTECHブランド第6弾にしてフラッグシップとなる「エルグランド AUTECH」も新たに設定。走る執務室をコンセプトにした豪華仕様の「VIP」もラインナップする。価格は369万4,900円～789万0,300円。

（zlatan）

画像元：日産自動車