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ホンダの新型「オデッセイ」は、ジェスチャーコントロールで後席にスマートアクセス

IGNITE / 2020年11月11日 9時0分

ホンダが上級ミニバンの「オデッセイ」をマイナーチェンジし、11月6日に発売した。現行オデッセイは2013年に登場した5代目で、マイナーチェンジは2017年に次いで2度目。今回はフロントデザインの押しだし感を強めつつ、ジェスチャーコントロールによる電動スライドドアを日本で初めて採用している。

新型オデッセイのボディサイズは、全長4,855×全幅1,820×全高1,695(4WDは1,725)mm。ミニバンとしては低めの全高ながら、独自の超低床プラットフォームによって、家族が快適に過ごせる室内空間を確保している。

また、EV感あふれる走りを特徴とする2モーター式ハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載し、WLTCモードで20.2km/L~19.8km/Lという優れた燃費性能を実現している。

今回のマイナーチェンジでは、従来から約70mmも高くしたエンジンフードに薄型のヘッドライトを組み合わせ、これまでとは別のクルマのような迫力を演出。

リア周りは、立体的なリアコンビライトをメッキ加飾でつないでワイド感を強調。前後のウインカーは、流れるように点灯するシーケンシャル・ターンシグナルランプを標準装備している。

内装では、従来の7インチから10インチに拡大したナビゲーション画面に目を惹かれる。ダッシュボードの形状も変更し、7インチに大型化したメーターパネルは、アナログスピードメーターとの組み合わせで視認性が高められている。

後席へのアクセスは、よりスマートで快適に。日本初のジェスチャーコントロールによる電動スライドドアを採用し、ドアノブに触れることなく、流れる光に手をかざすだけでスライドドアの開閉が可能に。

さらに、スライドドアが閉まり切るのを待たずにドアクローズ後に施錠できる、予約ロック機能も合わせて標準装備している。

パワートレーンは、2.0Lのガソリンエンジンに前後モーターを組み合わせた「e:HEV」もしくは2.4Lのガソリンエンジン。新たに後方誤発進抑制機能が追加された運転支援システム「ホンダ センシング」は、全モデルに標準装備される。

■グレードおよび価格
e:HEV アブソリュート=428万6,000円(7人乗り)/419万8,000円(8人乗り)
e:HEV アブソリュート EX=458万円(7人乗り)

アブソリュート=371万5,000円(8人乗り・4WD)/358万3,000円(7人乗り/FF)/349万5,000円(8人乗り・FF)
アブソリュート EX=392万9,400円(8人乗り・4WD)/381万5,000円(7人乗り/FF)

(zlatan)

画像元:本田技研工業

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