「ディフェンダー」の年次改良で、待望のディーゼルエンジン&最上級グレードなどが追加
IGNITE / 2020年11月24日 20時0分
昨秋に鮮やかな復活を遂げた「ランドローバー ディフェンダー」が年次改良を施し、2021年モデルとして11月17日に発売された。
ディフェンダーには、3ドアの「90(ナインティ)」と5ドアの「110(ワンテン)」が設定されているが、改良の主役は後者となる。
極限環境向けに新開発した軽量アルミモノコック構造の「D7x」を採用するディフェンダーは、ランドローバー史上もっとも頑強なボディを誇っている。
パワートレーンは、これまで2.0Lの直4ガソリンターボ「P300(300ps/400Nm)」のみだったが、今回からマイルドハイブリッドを組み合わせた3.0Lの直6ディーゼルターボ「D300(300ps/650Nm)」を「110」に追加。ロングドライブやアウトドアを愉しむ方にとっては、待望のディーゼル仕様となる。
D300の追加に伴ってグレード体系も見直し、最上級グレードに「X」、ディフェンダーのタフさやダイナミックさを強調する内外装をまとう「X-Dynamic」をラインナップに追加。
「X」では、外装パーツに光沢感のあるブラックを多用し、ブレーキキャリパーには鮮烈なオレンジを採用。内装には縫製の強度や色にもこだわったウィンザーレザーやウッドパネルなどを奢り、より上質で高級感のある室内を演出している。
一方の「X-Dynamic」は、「X」と同じくブラックを基調とした外装に、デュオトーンのシートや耐久性の高いGeonex素材のパネルなどを採用。
ボディカラーは、長野県白馬村のパウダースノーをイメージした新色「ハクバシルバー」を含む、全10色が用意されている。
運転支援システムの充実ぶりも特筆もので、アダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットアシスト、レーンキープアシスト、360°パーキングエイド、リアトラフィックモニターなどを標準装備する。
オプションについても見直し、ファブリックルーフ(110のみ)や、3列目シート選択時にお得感がある「ファミリーパック」などを追加したほか、日本向けに特別に仕立てた7種類の「CURATED SPEC(キュレイテッド・スペック)」も設定している。
■グレードおよび価格
ディフェンダー 110
P300=619万円
S P300=682万円
SE P300=738万円
S D300=754万円
X-Dynamic SE D300=863万円
X D300=1,124万円
(zlatan)
画像元:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
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