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登山の状況を確認できるApple Watchの登山地図アプリ、世界初登場!

IGNITE / 2021年1月5日 17時0分

登山の状況を確認できるApple Watchの登山地図アプリ、世界初登場!

登山を楽しむ人に、便利な機能が満載の登山地図アプリが登場。Apple Watchで登山の状況が逐一確認できるスグレモノだ。

登山用のSNS、地図アプリを提供しているヤマレコは、Apple Watchの文字盤上で登山の状況を確認できる「コンプリケーション」を新たに公開した。

ヤマレコのコンプリケーションを使うと、登山中に腕を傾けてApple Watchを見るだけで、現在のペース、標高グラフ、予想通過時刻、予想下山時刻、予定の進行状況を確認することが可能。これまでに提供しているスマートフォンの地図アプリの登山計画機能や、Apple Watchの登山地図アプリと組み合わせることで、より正確に登山の状況を把握し、安全に登山を進める事ができるようになる。

■「Apple Watch + ヤマレコ」で登山の新しい体験を!

コンプリケーションはApple Watchの文字盤に、iPhoneアプリからの情報を表示できる機能。このコンプリケーションを自由に組み合わせて、アプリが前面で起動していなくても、登山中に知りたい「標高グラフ」「歩くペース」などを表示できるようになる。

■Apple Watchで利用できる、便利なコンプリケーション
・標高グラフ
青が予定ルートの標高グラフ、ピンクが実際に歩いている標高グラフ、青の丸で現在地を表示。予定ルートをあらかじめ登録しておけば、これからどのくらい登るのかを知ることが可能。

・歩くペース
歩くペースは標準的なコースタイムを1.0としたときに、今そのタイムの何倍で歩いているのかを表示。自分にあった登山のペースを知ることで、無理をしない登山を計画できるようになる。

・予想通過時刻
現在の歩行ペースをもとに、次の経由地(山頂や分岐など)の予想通過時刻を表示。 大きなサイズのコンプリケーションでは、下山予想時刻も合わせて表示する。

・予想下山時刻
現在の歩行ペースをもとに、ゴール地点に到着する予想時刻を表示。

・予定の進行状況
水平移動距離で予定の何%歩いたかを表示。

iPhoneとApple Watchは連携してコンプリケーションを表示している。iPhoneのGPSを使って位置情報を定期的に取得、情報を分析した結果をAppleWatchに転送し、コンプリケーションに表示する。この連携により、AppleWatchの消費電力を最小限に抑えたまま、登山に必要な情報を提供できるのだ。

雨や雪や風などが厳しい時、岩場がきつい時、下山遅れで暗くなってきた時、疲れている時。このような過酷な状況の時ほど心理的な余裕がないため、地図アプリでの状況確認が遅れて遭難につながりやすくなってしまう。

Apple Watch+ヤマレコを使えば、現在の状況を簡単に確認できて、道迷いや下山遅れなど山岳遭難に繋がる危険を回避し、より安全に楽しく登山ができるようになるだろう。登山が好きな人は利用してみては。

料金:
iOSアプリ、Android「ヤマレコ」のダウンロードは無料(一部機能に制限あり。プレミアムプラン1年間4900円)。Apple Watch版アプリのダウンロードは無料。

アプリ「ヤマレコ」:https://www.yamareco.com/yamarecomap/

(田原昌)

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