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奥多摩の森林と都心を繋ぐ新しいクラフトジンが「羽田麦酒」から誕生

IGNITE / 2021年2月9日 19時0分

奥多摩の森林と都心を繋ぐ新しいクラフトジンが「羽田麦酒」から誕生

東京の都心と森林を結ぶ、新しいクラフトジンの挑戦が始まる。

羽田麦酒は、2月2日より、クラフトドリンクのためのクラウドファンディングプラットフォーム「ふぁんドリ」にて、東京の森林をボタニカル(材料)に使用したクラフトジンを提供するクラウドファンディングプロジェクトを開始した。

■江戸時代に築かれた多摩と江戸の関係をジンで再現

今回のクラフトジンの原料は、ジュニパーベリーをベースに、スギ、ヒノキをメインのボタニカルとし、スパイス、オレンジピール、レモンピールで全体をまとめる。

メインボタニカルとなるスギとヒノキは、東京の多摩地域のものを使用。徳川家康の時代に江戸市街地が拡大して木材の需要が高まったことから、奥多摩の天然木が伐採され、植林されたスギやヒノキを対象とした林業が発達し始めたといわれている。そして上流地域の木材(青梅材)をいかだで流し、多摩川の河口である現在の大田区に集積して江戸へ木材を供給していた。そんな多摩のスギとヒノキを使用することで、多摩川で繋がれた多摩と江戸との関係性を、クラフトジンで再現する。

■森林資源を活用する、羽田麦酒の想い

ビールやジンをはじめとする ” ドリンク ” をつくるためには、必ず ” 水 ” が必要。おいしい水は森林がつくりだしている。ドリンクを持続的に愉しむには、山や森林が重要な役割を担っている一方で、東京の森林は多くの課題を抱えている。

今回、新たなジンのボタニカルとして、東京青梅産の「スギ」と「ヒノキ」を使用したもうひとつの目的は、東京の森林資源を活用することで、東京の森林の課題、ひいては水の課題をより多くの人に知ってほしいという思いを込めているのだ。今回の支援では、東京の水、森林を守る取り組みとして、支援金を一部寄付するという。

東京の森林をボタニカルに使用したクラフトジン。新型コロナウイルスの影響で緊張感が高い状態が続いているが、森の癒される香りを加えたクラフトジンによって、身も心もリフレッシュする感覚を得てみよう。

クラウドファンディング概要
開始日:2月2日(火)~3月31日(水)
「ふぁんドリ」プロジェクトページ:https://www.fun-dri.jp/projects/hanedabrewery
羽田麦酒HP:http://haneda-brewery.com/

(田原昌)

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