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公道を走れるレーシングポルシェ「911 GT3」は、スワンネック型のリヤウイングを搭載

IGNITE / 2021年3月9日 10時30分

公道を走れるレーシングポルシェ「911 GT3」は、スワンネック型のリヤウイングを搭載

ポルシェ911シリーズの中で、もっとも硬派かつスパルタンな「GT3」が、ドイツ本国で発表された。日本への導入時期は、来たる4月を予定。詳細な仕様や価格、予約受注についてもそのタイミングでアナウンスされる。

[nextpage title=”あらゆる面で先代モデルを凌駕”]

タイプ992こと現行911としては初、GT3としては第7世代を数える新型911 GT3は、歴代GT3と同様、ポルシェ・モータースポーツとの強力タッグによって、レーシング技術を市販車へとフィードバックしている。

ドライブトレーンのベースは、すでに耐久レースなどで高性能ぶりを証明している「911 GT3 R」で、フロントアクスルのダブルウィッシュボーンレイアウトや、強力なダウンフォースを生みだすスワンネック型のリヤウイングをはじめ、様々なレーシングパーツが移植されている。

パワートレーンは、4.0リッターの水平対向6気筒・自然吸気エンジンに、7速PDKもしくは6速MTが組み合わされる。最高出力は510ps/8,400rpm、最大トルクは470Nm/6,100rpmを発生し、0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は318km/hに達する(いずれもPDKのスペックデータ)。

これらの数値はすべて先代の「911 GT3 RS」をも上回るもので、開発テストの聖地であるニュルブルリンク北コースでは、自然吸気エンジンを搭載した市販モデルとして初めて、7分を切るラップタイム(6分59秒927)を刻んだという。

エアロダイナミクスの向上とともに軽量化も追求され、先代モデルよりもワイドなボディや大径ホイールなどを採用するにもかかわらず、車重は先代と同レベルの1,435kg(PDK)/1,418kg(MT)に抑えられている。

当然ながら軽量化のメスは全方位にわたっていて、CFRP製のフロントリッドや軽量ガラスウィンドウ、軽合金製鍛造ホイール、10kg軽量化したスポーツエグゾーストシステムなどがそれに寄与している。

コックピットは、カーボンファイバー製フルバケットシートやリアロールケージなどを採用したレーシーな仕立て。新機能のトラックスクリーンは、スイッチを押すだけで中央のレブカウンター(最高回転数10,000rpm)の左右にあるデジタル表示を、タイヤ空気圧インジケーター/油圧/油温/燃料残量/水温といったサーキット走行に不可欠な情報に単純化する。

そのほか、GT3専用オプションとして、織目模様が美しいカーボンファイバー製の軽量ルーフや、高級スポーツクロノグラフなども用意されるようだ。

(zlatan)

画像元:ポルシェジャパン

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