輸入SUVトップの販売を記録した「T-Cross」がいよいよ本格リリース
IGNITE / 2021年3月12日 10時30分
フォルクスワーゲン製のもっとも小さなSUV「T-Cross(ティークロス)」が、いよいよカタログモデルとして本格販売される。
昨年1月にリリースされた導入記念モデルの「T-Cross TSI 1st」は8,930台を販売。実はこの数字、輸入車SUVの中でトップの販売台数だという。
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「TさいSUV」とも呼ばれる新型T-Crossは、要領がよくてやんちゃな末っ子という位置づけで、サイズ以上に使えて楽しいクルマであることをアピールしている。
全長4,115×全幅1,760×全高1,580mmというボディは、日本の道にジャストフィット。視界の良さも相まって、狭い道やすれ違いなどでもストレスなく走ることができる。
今回導入されたカタログモデルは、エントリーグレードの「TSI アクティブ(278万円)」と、充実装備の「TSI スタイル(303万円)」という2グレードで展開される。
「TSI スタイル」では、前席スポーツコンフォートシートやパドルシフト、インテリアアンビエントライト、シルバールーフレールなどが備わり、快適性や満足感を高めてくれる。
パワートレーンは共通で、1.0Lの3気筒・直噴ターボ(116ps/200Nm)に7速DSGを組み合わせる。駆動方式はFFのみ。タイヤサイズは「TSI アクティブ」が16インチ、「TSI スタイル」が17インチを履き、WLTCモード燃費はいずれも16.9km/Lをマークしている。
運転支援システムは、歩行者対応の衝突被害軽減ブレーキやリアビューカメラ、低速でカーブを曲がる際にウインカーと連動して点灯するスタティックコーナリングライトなどに加え、「TSI スタイル」では全車速追従機能付きのACCも標準装備される。
ただし、レーンキープアシストやハイビームアシスト、パークディスタンスコントロールなどは、オプションの「セーフティパッケージ」を選ぶ必要がある。「TSI アクティブ」では+16万5,000円、「TSI スタイル」では+14万3,000円となるものの、長く乗ることを考えたら積極的に選んでおきたい。
(zlatan)
画像元:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
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