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江戸から続く塩のまちに受け継がれた幻の郷土料理「魚飯」を味わう大人の旅

IGNITE / 2021年3月23日 7時0分

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歴史ある邸宅に泊まり、幻の郷土料理を堪能する、大人ならではの旅の楽しみ。

■郷土の暮らしや⽂化を追体験するブティックホテル

瀬戸内海に面し、塩業で栄えた往時の美しいまち並みを残す塩のまち、広島県⽵原。

「浜旦那」と呼ばれた塩⽥主たちの⽴派な屋敷が今のまち並みをつくっている。彼らは学問にも造詣が深く、さらに⾷へのこだわりも強く、⽵原の⾷⽂化も繁栄した。

そんな浜旦那の暮らしや⽂化を追体験できるのが、江戸期料亭や造り酒屋であった建物をリノベ―トした分散型のホテル「NIPPONIA HOTEL ⽵原 製塩町」だ。

創業150年を超える3つの⽼舗酒造がつくる芳醇な地酒。瀬⼾内の穏やかな気候に育まれた海の幸や柑橘類、オリーブなどの⾷材。製法や産地によって味わいの異なる塩を、さまざまな酒や⾷材と組み合わせることで美⾷の世界を広げている。

「NIPPONIA HOTEL ⽵原 製塩町」は、竹原の伝統的な食文化を体感できるよう、郷土料理「魚飯」の提供を始めた。

■塩づくりのまちに根付いた伝統料理

「魚飯」は製塩のまちとしての歴史をもつ竹原に根付く郷土料理。

竹原の浜旦那の家々の味が代々受け継がれてきたが、塩づくりがおこなれなくなった今、大変希少なものになっている。

1660年から製塩業、1733年から酒造業をはじめ、 竹原にてその歴史・文化を代々紡ぐ竹鶴家。「NIPPONIA HOTEL ⽵原 製塩町」は、「竹鶴酒造」よりレシピを直伝され伝統の味を受け継ぎ、地域の山海の幸を詰め込んだ特別な「魚飯」を作り上げた。

⿂飯にはコチや太海⽼、⽳⼦といった地域の新鮮な海の幸に、錦⽷⽟⼦など彩りを添える。具材の仕込みには、⽵鶴酒造の⽇本酒を使⽤。

さらに、2年熟成された地元の「岡本醤油醸造場」の醤油を使⽤したコクの深い出汁と合わせる。季節によっては、柚⼦などの⾵味を効かせるとのこと。

熱々の出汁をかけ、好みで⽣ワサビを添えていただくのが「魚飯」の楽しみ方だ。

「魚飯」は通常コースの⾷事のオプション商品としていただくことができる。

旧家に泊まり竹原の伝統を肌で感じることに加え、伝統の味覚も堪能できる旅は、なんとも贅沢な経験となりそうだ。

詳細:https://www.nipponia-takehara.com/news/gyohan/
NIPPONIA HOTEL ⽵原製塩町:https://www.vmg.co.jp/hotels/takehara/

(冨田格)

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