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電動スポーツカーにSUVのエッセンスを融合した「タイカン クロスツーリスモ」は、グラベルモードも搭載

IGNITE / 2021年3月16日 6時0分

電動スポーツカーにSUVのエッセンスを融合した「タイカン クロスツーリスモ」は、グラベルモードも搭載

ポルシェのフル電動スポーツカー「タイカン」の派生モデルとして、SUVのエッセンスを融合した「クロスツーリスモ」が追加された。

[nextpage title=”「グラベルモード」も採用”]

新型タイカンクロスツーリスモは、ポルシェのデザイナーが「フライライン」と呼ぶ、後方に向かって傾斜するスポーティかつエレガントなルーフラインを採用する。

その上で、SUV風のアンダーガードやホイールアーチモールディング、専用デザインのアルミホイールなどを奢って、タフなイメージを強調。最低地上高もタイカンから20mm上げている。ちなみにルーフレールは、オプション装備となる。

ボディサイズは、全長4,974×全幅1,967×全高1,412mm。タイカンのそれと比べると、11mm長く、1mワイドで、31mm背が高い。後席ヘッドルームやラゲッジルームが拡大されたことで、よりアクティブなカーライフを描くことができる。

タイカンを踏襲したインテリアでは、湾曲した16.8インチディスプレイや8.4インチの操作パネルなど、近未来的な景色が広がる。一方、アナログなコンパスディスプレイをオプションで選択することもできる。

2基の電動モーターが生みだす加速は、シームレスかつ刺激的だ。システム最高出力/最大トルク(ローンチコントロールのオーバーブースト)は、「ターボ」が680ps/850Nm、「4S」が571ps/650Nm、エントリーの「4」が476ps/500Nm。1充電での最大航続距離(WLTPモード)は、いずれも約450kmをマークしている。

また、全モデルに4WDとアダプティブ・エアサスペンションを備えたハイテクシャシーが標準装備され、悪路で真価を発揮する「グラベルモード」も採用されている。

さらに制御式クーリングエアインテークを備えたポルシェ・アクティブエアロダイナミクスを装備し、空力&ダイナミクス性能を向上。ポルシェに言わせると、90km/h、160km/h、200km/hと速度を上げるたびに、電気自動車からスポーツカー、スポーツカーからポルシェに変貌するという表現になる。

■グレードおよび価格
タイカン クロスツーリスモ=1,309万円
タイカン 4S クロスツーリスモ=1,502万円
タイカン ターボ クロスツーリスモ=2,024万円

(zlatan)

画像元:ポルシェジャパン

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