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惜しまれつつも生産終了。「ホンダ S660」に大人の色気と機能美が際立つ、最後の特別仕様車

IGNITE / 2021年3月19日 19時0分

惜しまれつつも生産終了。「ホンダ S660」に大人の色気と機能美が際立つ、最後の特別仕様車

ホンダの軽オープンスポーツ「S660」に、最後の特別仕様車にして集大成となる「バージョンZ」が設定された。S660は、惜しまれつつも来年3月をもって生産終了。希代の軽スポーツを新車で手に入れられるのは、あと1年あまりとなる。

[nextpage title=”ベースは「S660 モデューロX」”]

本田技術研究所の設立50周年を記念した企画コンペをきっかけに、若手エンジニアを中心に開発されたS660は、2015年4月にデビュー。

ミッドシップならではの卓越したハンドリング性能や、軽自動車ならではのコストパフォーマンスの高さによって、気軽に愉しめるスポーツカーとして多くのワクワクを提供した。

そして、最後の特別仕様車「S660 モデューロX バージョンZ」では、より上質でしなやかな走りを追求したコンプリートモデル「S660 モデューロX」をベースとし、特別感や機能美をさらに際立たせている。

ボディカラーは、バージョンZ専用の「ソニックグレー・パール」もしくは「プレミアムスターホワイト・パール」から選択。そこに、色気を感じさせるボルドーレッドのロールトップが組み合わされる。

また、エンブレム類はすべてブラッククローム調に、アクティブスポイラーはブラック塗装に、アルミホイールもステルスブラック仕上げといった具合に、細部もクールな装いとなる。

一方のコックピットでは、モデューロX専用スポーツレザーシートに加え、随所に奢られたカーボン調パネルがスポーティな雰囲気を演出する。さらに特別装備として、「Version Z」のロゴ入りアルミ製コンソールプレートや、脱着できるシートセンターバッグも採用されている。

ミッドに搭載されるパワートレーンは、660ccの直3ターボエンジン(64ps/104Nm)で、トランスミッションは6速MTのみ。足回りには、5段階で減衰力を手動調整できる専用サスペンションが装備される。価格は315万0,400円。

(zlatan)

画像元:本田技研工業

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