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史上最強の「M5 CS」は、サーキットで主役を張れる超高性能アスリート

IGNITE / 2021年4月16日 18時0分

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最高出力635ps/最大トルク750Nm、0-100km/h加速は3秒フラット……。これまで幾多の高性能モデルを世に放ち、エンスー達の心拍数を高めてきたBMW M社が、その歴史において史上最強となる「M5 CS」を投入した。

CSとはクラブスポーツの意味で、速いことが尊敬を集めるサーキットにおいて、他を威圧するような超絶パフォーマンスを発揮する。

[nextpage title=”速さの秘訣は軽量化にもある”]

新型M5 CSは、M5コンペティションをベースに、クラブスポーツ専用チューンやレーシーな内外装を採用。4シーター&公道走行可能な認可モデルとして、M5史上最強のパフォーマンスを誇る。

世界限定1,100台のうち、日本への割り当てはわずか5台。随所に効かせたゴールド・ブロンズのアクセントは、それだけでエクスクルーシブ感たっぷりだ。

心臓部の4.4L・V8ツインターボは、ベース車を+10ps上回る最高出力635ps/6,000rpmと、最大トルク750Nmをより広範囲な1,800-5,950rpmという回転域で発生。トランスミッションはドライブロジック付き8速Mステップトロニックが組み合わされ、0-100km/h加速タイムはベース車よりも0.3秒速い、3秒フラットをマークする。

速さの秘訣は、ベース車からマイナス約70kgという軽量化にもある。エンジンフードやフロントスプリッター、リアスポイラー&ディフューザーなどはすべて軽量のCFRP製となり、さらにMコンパウンド・ブレーキより約23kg軽量なMカーボンセラミック・ブレーキを標準装備することで、バネ下重量の軽減も図られている。

また、CS専用のカーボン・バケットシートや独立2座のリアシートを装着し、インテリアの随所にカーボンファイバーを奢るなど、車両全域にわたって軽量化を徹底している。

専用のシャシーチューニングにより、車高はベース車から7mm低くなり、M8グランクーペ用に開発されたショックアブソーバーも装備。このダンパーは、ホイール荷重の変動を抑え、限界域でのハンドリングを大きく向上させているという。価格は2,510万円。デリバリーは今秋が予定されている。

(zlatan)

画像元:BMWジャパン

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