6速MTと4WDシステムを組み合わせた、ワイルドな「パンダ」が再び登場！

面倒くさいと思われるような作業をあえて行うことで、プリミティブな歓びを濃密に感じる……。そう、マニュアルシフトやクラッチを操り、エンジンの特性や美味しい部分を引きだす走りには、やはり捨てがたい魅力がある。

そんなニーズに応えるべく、SUVルックに身を包んだ「フィアット パンダ」の限定車は、6速MTのみというマニアックな仕立てでリリースされる。

[nextpage title=”今回はクールな「モードグレー」”]

来たる4月24日から限定215台で発売される「パンダ クロス 4×4（フォーバイフォー）」は、限定車専用の6速MTと4WDシステムが組み合わされ、操る楽しさと優れた走破性を両立したアグレッシブなモデルとなる。

このモデルは昨年11月にも限定150台で発売されていて、前回はビビッドな「パステルイエロー」を纏っていたが、今回は打って変わってクールな「モードグレー」を採用。さらにライト周りやバンパー、サイドモールディングなどをブラック仕上げとし、ワイルドな個性を際立たせている。

タフな走りを予感させる前後バンパーやルーフレールなども限定車専用で、足元は専用の15インチアルミホイール＋やや太めの175/65R15タイヤを履く。

これらの変更によってボディサイズは全長3,705×全幅1,665×全高1,630mmとなり、ベース車から50mm長く、20mmワイドで、80mm背が高くなっている。

インテリアでは、グレー／ブラックの専用ファブリックシートを採用するとともに、前席シートヒーターを装備。エアコンも、マニュアル式からフルオート式へとアップグレードされている。

パワートレーンは、最高出力85ps／最大トルク145Nmを発生する875ccの直列2気筒ターボを搭載。AUTO・オフロード・ヒルディセントコントロールを選べるドライブモードセレクターや、リアパーキングセンサーなども備える。価格は263万円。

（zlatan）

画像元：FCAジャパン