「芸人・矢部太郎×絵本作家・やべみつのり」の親子コラボが実現
IGNITE / 2021年5月13日 17時0分
舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍するカラテカの矢部太郎。
その矢部と実父による初のコラボレーションが実現。
■芸人と絵本作家の親子の絆
初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞したカラテカ矢部太郎が、父である絵本作家・やべみつのりと、自身の幼少期のエピソードを描いた漫画『ぼくのお父さん』を6月17日、新潮社より刊行する。40ページ超の描きおろし、全編オールカラーの豪華版となっている。
40年前の東京・東村山を舞台に、つくし採取、自転車の二人乗り、屋根から眺めた花火、普遍的でノスタルジックな心温まるストーリー。子どもを見守りながら、同じ目線で共に遊ぶ。常識にとらわれず、のびのびと子どもと向き合い、ときに親自身も成長していくエピソードはいまの子育て世代にこそ届けたい家族のすがたと言える。
■ゆるい絵柄で綴られる、ほのぼのストーリー
今作のモデルとなった矢部太郎の父である絵本・紙芝居作家のやべみつのりは、これまで『かばさん』『ふたごのまるまるちゃん』『あかいろくんとびだす』『色セロハンあそび ぼくはうみ わたしはひかり』などの作品を発表してきた。
以下に著者・矢部太郎からのコメントを記載する。
“子供の頃、いつも一緒に遊び、絵を描いていた父が「みんなのお父さんとは違うなあ」とふしぎで、はずかしいこと、わからないことがたくさんありました。漫画に描くうちに……余計にわからなくなりました(笑)。父に読んでもらったら、「こんな理想の父親みたいに描かないでよ~」と言われて、どこをどう読むとそうなるのか、やっぱりわかりません(笑)。そんな『ぼくのお父さん』、みなさんも何か忘れていたことを思い出してもらえたりしたら嬉しいです。あと、ちょっと笑ってもらえたらさらに嬉しいです。”
自宅時間の続く昨今、ゆるい笑いに触れてリフレッシュを図ってみるのもいいだろう。
ぼくのお父さん公式Webサイト:https://www.shinchosha.co.jp/bokunootousan/
(TF)
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