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創業90年 長野・松本の老舗旅館が神話をモチーフに客室をリノベーション

IGNITE / 2021年6月9日 9時0分

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日々の暮らしとはかけ離れた空間で非日常を体感することは、旅の醍醐味。

■創業90周年の記念事業

1931年長野県松本市に創業、90周年を迎える「扉温泉 明神館」は、標高1050mの国定公園内に位置する老舗の宿泊施設で、世界60か国以上530のホテル・レストランの加盟する権威ある会員組織ルレ・エ・シャトーのメンバーでもある。

創業90周年の記念事業として客室の改装を実施。2019年に誕生した新客室カテゴリー “然” シリーズの新作として4室が新たに誕生した。

然シリーズのコンセプトは”ありのままで”。客室は、まるで自然の中で過ごしているような感覚で、心と脳をスゥーっとリセットし、本当の自分を取り戻すことを目的としている。

然シリーズに加わる新しい客室4室「然 – SPA Living~」は、神話をモチーフにしている。

■リビングの中央に浴槽を配置

「然 – SPA Living~」の目玉である”リビング”には、中央に浴槽を配置した。これは、「天之手力男神様がこの地に降り立ち湧き出る湯に浸かり疲れをとり癒された」という神話扉伝説を現代風にアレンジしたもの。

SPA Livingの中央、まるで天から溢れるような温泉は、まさに日常の騒動を忘れさせる。湯の流れる音、お気に入りのヒーリングミュージックをかけながら、空間全体の照明をおとし瞑想にふけるときを楽しむ。

純和風の部屋の面影を残す居間の畳、そこに快適な睡眠の時を過ごせるようベッドを配置。そして、広縁の空間にはフラッドレベルのソファーを配置。足を延ばしながらの読書や昼寝等、緊張の糸をほどいて時を楽しめる。

食事は、信州の発酵食をアレンジした日本料理を楽しめる和食レストラン「TOBIRAダイニング」と、本格的なフレンチ料理を堪能できるフレンチレストラン「ナチュレフレンチ菜」より選ぶことができる。

立地としても非常に稀な国定公園に佇む一軒宿で、「1/fゆらぎ」や「フィトンチッド」という自然の癒しのエネルギーを体感すれば、心の底からリラックスできそうだ。

■扉グループの里山再生プロジェクト

「扉温泉 明神館」を運営する「扉グループ」が2019年より取り組んでいる「里山再生プロジェクト」を紹介しよう。

歴史的な建造物を再生し現代の暮らしに活かし、同時に歴史や文化、日本の原風景を残しながら次世代に継承する取り組みは、「扉グループ」が目指す持続可能な開発目標(SDGs)の「住み続けられるまちづくりを」の一環でもある。

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