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0-100km/h加速=3.3秒!ターボの上をいく「カイエン ターボGT」が登場

IGNITE / 2021年7月6日 7時0分

0-100km/h加速=3.3秒!ターボの上をいく「カイエン ターボGT」が登場

ポルシェの高性能SUV「カイエン」に、ターボの上をいく“ターボGT”が新設定された。新型カイエンターボGTは、純内燃エンジン仕様としてシリーズ最強のパワーを誇り、0-100km/h加速=3.3秒という俊足は他を圧倒する。

[nextpage title=”そのパフォーマンスはまさに圧巻”]

カイエンターボGTの心臓部には、各部を専用アップグレードした4.0LのV8直噴ツインターボエンジンを搭載。「ターボ」が搭載するV8とは気筒数や排気量こそ同じだが、クランクシャフトやピストンなどの基本的なエレメントも異なる“別モノ”となる。

また、より高速でシフトする8速ティプロトニックSや、チタン製のスポーツエグゾーストシステムなども、ターボGT専用に装備される。

そのパフォーマンスはまさに圧巻で、最高出力は640ps/6,000rpm(レブリミットは6,800rpm)、最大トルクは850Nm/2,300-4,500rpmを発生し、十二分にパワフルな「ターボ」をさらに+90ps/+80Nmも上回る。

そして、3.3秒をマークする0-100km/h加速は「ターボ」より0.6秒も速く、最高速度は300km/hに到達。ニュル北コースでは、新しい公式SUVレコードとなる7分38.9秒というラップタイムを刻んだという。

シャシー面も大幅に強化され、3チャンバー・エアサスペンションは最大15%の剛性アップを果たし、ポルシェ・アクティブサスペンションマネジメント(PASM)のダンパー特性やパワーステアリング・プラス、リアアクスルなどもパフォーマンス志向で最適化されている。

また、車高は「ターボ」より最大17mm低く、専用開発されたピレリP Zero Corsaに加え、ポルシェ・セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システムなども標準装備する。

エクステリアには、GT専用のフロントエプロンや可変式リアスポイラー、カーボンディフューザーパネルなどを装備。高品質なアルカンターラを奢ったインテリアでは、8wayフロントスポーツシートや独立2座のスポーツリアシートなどが採用される。ステアリング位置は右のみで、価格は2,725万円。

(zlatan)

画像元:ポルシェジャパン

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