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興福寺五重塔と春日山原始林を臨む、ライフスタイルホテル「MIROKU 奈良」9月開業

IGNITE / 2021年7月26日 0時0分

興福寺五重塔と春日山原始林を臨む、ライフスタイルホテル「MIROKU 奈良」9月開業

奈良への旅を考えている人は、注目の新たなホテル。

■奈良公園南端、荒池の畔に誕生

ローカルの新しい魅力をシェアすることをコンセプトに展開するライフスタイルホテル「THE SHARE HOTELS」は、9店舗目となる「MIROKU 奈良 by THE SHARE HOTELS」を、奈良公園南端に位置する荒池の畔の、ユネスコ世界遺産の興福寺五重塔と春日山原始林を臨む地に、2021年9月にオープンする。

「MIROKU 奈良」は、築31年の地下1階地上4階建てのビルをリノベーションして誕生する。

その名称は、奈良の美しい山麓や鹿を臨む場所「美(ミ)+鹿(ロク)、麓(ロク) 」、未来の世に人々を救済するとされる弥勒(ミロク)菩薩(ボサツ)に由来し、本施設が今後取り組んでいく奈良の未来づくりへの姿勢や思いが込められている。

■「MIROKU 奈良」の特長

空間

インテリアデザインには、「正直なデザイン」と表したデザインを手がける芦沢啓治建築設計事務所と、奈良県出身で数寄屋大工としての経験を活かし美術家としても活躍する佐野文彦氏率いるFumihiko Sano Studioを迎え、2つの異なる趣きの空間を設えた。

芦沢啓治建築設計事務所は、自身が関わる家具ブランド「Karimoku Case Study」や「石巻工房」の家具を取り入れながら、普遍的で美しい和の空間に仕上げた。

Fumihiko Sano Studioは、奈良の素材を大胆に配した「はじまりの地」奈良に相応しいプリミティブな魅力が感じられる空間デザインを手がけたほか、エントランスのランドスケープも担当している。

また施設内には、奈良を拠点とする「NEW LIGHT POTTERY」の照明器具や、「sonihouse」のスピーカーをはじめ、吉野杉、飛鳥石、宇陀和紙といったアイテムや素材を随所に採用。空間を通して、奈良の自然やクラフトマンシップを体感できる。

客室

客室はクイーンベッドルームから、ファミリーやグループ利用にも対応できる最大4名定員の部屋まで、多様なニーズに応える全7タイプ44室。

地上階は、芦沢啓治建築設計事務所がデザインした普遍的で洗練された和のインテリアに仕上げ、窓からは興福寺五重塔や春日山原始林、若草山、荒池が臨める客室。地下階は、Fumihiko Sano Studioが吉野杉の丸太を大胆に用い、ドライエリアには吉野の山肌を景色として再現した客室 “The Roots of Nara” を設えた。

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