20年度映画館・シネコン市場「鬼滅」なければ3分の1に縮小した可能性も
IGNITE / 2021年7月28日 20時0分
一方で、これまでも普及が進んできたNetflixやHulu、Amazonプライムビデオといった動画配信サービスがコロナ禍で急速に台頭してきた。
総務省の各調査でも、二人以上世帯のうちダウンロード型の動画サービスなどはコロナ前に比べ急速に支出が増えた一方、映画館への支出は大幅に激減するなど、「映画は映画館で観る」という従来のライフスタイルの変化がコロナ禍でさらに進んだ。
既に経営体力を消耗し、コロナ以前の収益水準に戻れるかが不透明な映画館・シネコンにとっては、動画配信サービスは今後限りあるユーザーを取り合う、共存不可能な競合相手となる可能性もある。そのため、いかに差別化や映画館の魅力訴求を行い、動画配信サービスに流出した鑑賞客の来館頻度を高められるかが、長期的に映画館・シネコン産業が生き残るカギとなってくる。
各映画館がコロナ後を見据えた集客戦略をどう打ち出していくのかが、今後最大の注目点となる。
(冨田格)
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アリババ・ピクチャーズ、多数の輸入映画と提携し、中国で「最大の興行収入」を獲得
Digital PR Platform / 2024年11月22日 12時21分
-
【春節目前!インバウンド事業者向け】400万人の“旅マエ”訪日台湾観光客に効果的にリーチする映画館動画広告とデジタル広告を融合した共同企画
PR TIMES / 2024年11月18日 10時45分
-
【春節目前!インバウンド事業者向け】400万人の“旅マエ”訪日台湾観光客に効果的にリーチする映画館動画広告とデジタル広告を融合した共同企画
PR TIMES / 2024年11月18日 10時15分
-
【決算深読み】ソニー 過去最高の上期決算、ゲーム事業がけん引し通期も最高益更新へ
マイナビニュース / 2024年11月10日 21時58分
-
「洋画は見ない…」日本の"洋画離れ"に起きた異変 不振だったディズニーは様々な施策が成果出す
東洋経済オンライン / 2024年11月9日 12時0分
ランキング
-
1冬の味覚ハタハタ、海水温上昇で今季の漁獲量は過去最低か…産卵場所に卵ほとんど見つからず
読売新聞 / 2024年11月24日 11時52分
-
2ローソンストア100「だけ弁当」第12弾は「イシイのミートボール」とコラボした「だけ弁当(イシイのミートボール)」
食品新聞 / 2024年11月23日 20時40分
-
3異例の「ケーブル盗難でリフト運休」 スキーシーズン前に 捜査は継続中
乗りものニュース / 2024年11月24日 14時12分
-
412月に権利確定「株主優待」長期保有が嬉しい銘柄6選
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月24日 9時15分
-
5「中間管理職を減らしたい」企業の盲点 リストラで起こる、3つのリスクに備えよ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月24日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください