丹波で間伐と防災を掛け合わせた、二拠点生活の新しい形「KOBOhut」
IGNITE / 2021年8月8日 19時30分
コロナ禍により注目が集まる二拠点生活。
神防社は、アウトドアで里山を守る新しい防災「KOBOhut」の予約受付を開始した。
■間伐と防災を掛け合わせて誕生した、二拠点生活の新たな形
今回発売するのは、丹波の自然あふれる土地に建てられた、10㎡程の小さなコテージとデッキスペース。現代の災害・コロナリスクを軽減するために、間伐と防災を掛け合わせ生まれた、二拠点生活の新たな形だ。
間伐は一度行えばいいというものではない。適切に管理しようと思うと、10年~15年のサイクルで間伐が必要だ。だからこそKOBOhutは、循環型ロッジとして12年後にまた新しいロッジとして建て替えを行うことで、さらなる間伐活動を応援することができる。
(ダブルタイプ:シングルタイプ標準仕様1棟(右)、居室スペースが広いロッジ1棟(左))
また、いつか起こるかもしれない大地震、都市部で猛威を振るう新型コロナ感染症などの避難先としてもKOBOhutの活用が可能。事業や生活を持続するためにも、他拠点に基盤をおくことで、いざという時の災害リスク分散にもつながる。
さらに、これまで使われなかった土地を使うことは、その地域での新たな営みができるということ。年に数度の草刈りを地域の人に頼む仕事が生まれるだけでなく、地域の祭りや行事に住民として参加することもできる。里山を守り、新たな住人として地域とつながる新しい交流人口だ。
■負の財産となっている山の価値と機能を取り戻す
手入れされず負の財産となっている山の価値と機能を取り戻すため、森林整備を実施し、その収益を山主に還元する「森のわ」、神戸で消防・防災関係の事業を営む「神防社」、両社の想いが一致し、本事業がスタート。
里山を守るための間伐は、補助金無しでは成り立たない。そして地主は山を持っているだけで、固定資産税を払う負担のみ。実は次の間伐に入るまでの期間は、山からの収益がないという。
KOBOhutのプロジェクトは、そのような地主にしっかりと家賃を払い、地域の人に山への関心を持ち続けてもらうためのものでもある。
神戸市北区にあるショールームは、KOBOhutのHPより見学予約が可能。
SDGsの実現に役立ち、地震や感染症などの都市部リスクも軽減。新たな防災プロジェクトに注目したい。
発売開始日:9月末
価格:12年間契約(税抜)
シングルタイプ:580万円 ※予定金額
ダブルタイプ:1,100万円 ※予定金額
URL:https://kobohut.com
(Goto)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
南海トラフ「巨大地震注意」 どう受け止めて生活すればいい?
毎日新聞 / 2024年8月9日 18時22分
-
「”南海トラフ地震臨時情報”は武器だ」 今すべきこと 九大・杉山准教授に聞いた
RKB毎日放送 / 2024年8月9日 14時45分
-
【フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅 プロジェクト】愛⽝と一緒に宿泊できる「Dog Friendly Room」の販売を開始!
PR TIMES / 2024年8月6日 16時15分
-
「防災・減災」を普及啓発する参加型イベント「もしもFES渋谷2024」 開催
PR TIMES / 2024年7月31日 18時15分
-
増え続ける害獣問題、放置された里山が原因に 荒れた里山を整備区画整理して貸し出す「山のサブスク」が好評 8月4日に体験イベントを開催
@Press / 2024年7月30日 15時30分
ランキング
-
1高齢の患者を長年診てきた医師・和田秀樹が「もっともなりたくない」と恐れている"身近な病気"の種類
プレジデントオンライン / 2024年8月12日 15時15分
-
2トイレあるのに…なぜ使わない? キャンピングカーに備わるも…未使用な場合も! 後処理どうする? 意外な問題点とは
くるまのニュース / 2024年8月11日 14時10分
-
3警視庁が教える「非常用トイレ」の保管方法とは…いざという時の「あれ?どこに片付けたかな?」を解消
まいどなニュース / 2024年8月12日 15時0分
-
4真夏に起きたら大惨事……エアコン故障の原因になる「NG使用法」3選【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年8月11日 21時50分
-
5英語で「詐欺」はなんて言う?
OTONA SALONE / 2024年8月12日 12時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください