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フジフイルム・フォトコレクション「師弟、それぞれの写真表現」今秋開催

IGNITE / 2021年8月15日 8時0分

フジフイルム・フォトコレクション「師弟、それぞれの写真表現」今秋開催

写真家師弟、それぞれの作品から、何を感じられるだろう。

左:桑原甲子雄「麹町区馬場先門(現・千代田区)」 1936年2月27日 右:荒木経惟〈センチメンタルな旅〉より 1971年

■富士フイルムのフォトギャラリー&ショップ

写真を中心とする富士フイルムのフォトギャラリー&ショップ「フジフイルム スクエア」。

クオリティの高いさまざまなジャンルの写真を展示する富士フイルムフォトサロン、写真とカメラの歴史を学べる写真歴史博物館のほか、最新の富士フイルム製品を体験できるコーナー、スキンケア・サプリメント商品の販売を行うショップもあり、入館無料で、誰でも気軽に見ることができる。

左:田淵行男「初冬の浅間 黒斑山の中腹より」 1940年 右:水越 武「天に登る光跡 カラコルム・パキスタン」 1979年

「フジフイルム スクエア」写真歴史博物館は、10月20日(水)から12月28日(火)まで、富士フイルム所蔵の「フジフイルム・フォトコレクション」より、精選した作品を再構成して紹介する特別展「師弟、それぞれの写真表現」を開催する。

左:大辻清司「陳列窓」 1955年 右:牛腸茂雄〈SELF AND OTHERS〉より 1977年

■特別展「師弟、それぞれの写真表現」とは

「フジフイルム・フォトコレクション」は2014年、富士フイルムの創業80周年を機に「写真文化を守る」ことを基本理念として創設された写真コレクション。

幕末・明治から現代に至る、日本を代表する101人の写真作家の歴史的価値の高い作品を1点ずつ収集した101点からなるコレクションは、日本の写真史と写真界の発展の軌跡を見ることができる稀有なコレクションとして、全国の美術館や博物館など、のべ17回の巡回展示を重ねてきた。

左:篠山紀信〈誕生〉より 1967年 右:十文字美信「Untitled」〈首なし〉より 1971年

特別展「師弟、それぞれの写真表現」は、「フジフイルム・フォトコレクション」から師匠と弟子、写真家と助手、教師と教え子といった関係にあった写真家たちの作品を特集し、対比することで、それぞれの写真表現を読み解く試みだ。知られざる写真家同士の関わりを紹介しながら、28作家28点の作品を展観する。

左:岩宮武二「マヌカン」 1954年 右:森山大道「三沢の犬」 1971年

弟子は師匠の写真表現から何を学んだのか、そして、そこからどのような写真表現に行き着いたのか。師弟それぞれの作品を観察し、比較することで、写真表現とは何かということのヒントを探っていく。

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