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独創的なダイヤルが印象的。セイコー創業140周年記念限定モデル

IGNITE / 2021年9月3日 17時0分

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美しいブルースチールのインジケーター針を備え、厳寒期の信州地方で見られる霧氷を表現した「信州霧氷仕上げ」と響きあい、静謐な表情を裏ぶたから覗かせる、次世代ムーブメントを搭載したモデルが登場。

セイコーの創業140周年を記念し、創業者の信条とグランドセイコーの進化を大樹の年輪にイメージを重ね合わせて表現した、新スプリングドライブムーブメント搭載モデルが11月19日に発売される。

■腕時計の本質を追求した新モデル

新しいモデルの造形は、1967年に44GSで確立したデザイン文法を継承しながら、「光と陰の間」に美を見出す日本の感性を取り込み、本質的な視認性や装着性を一層進化させることを目指した新たなデザイン文法によって導かれている。

ザラツ研磨による歪みのないケースと調和のとれた輝きを放つ深く溝を入れたインデックス、力強い対比関係によって識別性を高めた立体的な時分針は、この上ない高い視認性を実現。重心を低く抑えながら腕なじみ良く設計されたケースによって装着性も向上している。

大樹の年輪をモチーフとしたダイヤルは、従来の型打ち模様よりも高低差を広げ、流線的な木目の溝にも数百箇所に及ぶ細かい筋目加工を施すことで、独創的でダイナミックな模様に仕上がった。深みのあるダークブラウンのダイヤルは、華やかで暖かみのある18Kピンクゴールドのケースと美しいコンビネーションを生み出している。

インデックスは18Kゴールドを削り出して形作り、6時位置のSDマーク(Special Dial= 金無垢のインデックスを採用したダイヤル)がこのモデルの特別性を物語っている。

グランドセイコー専用の次世代スプリングドライブムーブメント「キャリバー9RA2」を初めて搭載したこのモデル。ムーブメントは、2020年に誕生した革新的なキャリバー9RA5と同等の性能を有しながら、パワーリザーブインジケーターを裏側に配すことで、針の取付位置を下げ、ケースの薄型化に成功した。

■より快適性を達成した「キャリバー9RA2」

同モデルには、長持続、高精度の高機能に加えて、薄型化など達成した新ムーブメントを採用している。

サイズの異なる大小2つの香箱「デュアルサイズバレル」を採用することにより、最大巻上時約120時間(5日間)持続の大幅な長持続化を達成。

また、温度センサーを内蔵するICを新規開発、3ヶ月間の「エージング工程」を経て性能が安定した水晶振動子のみを選別し、そのICと水晶振動子を新構造の「パッケージIC」として組み込み、温度補正精度を向上させることで、平均月差±10秒の高精度を実現した。

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