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【プレミアホテル門司港】九州の玄関口から伝統織物「小倉織」を全国へ発信

IGNITE / 2021年9月2日 22時0分

【プレミアホテル門司港】九州の玄関口から伝統織物「小倉織」を全国へ発信

旅行やビジネスでも地域の伝統工芸品や特産品を鑑賞、購入するのは楽しみなもの。

九州の玄関口・門司港にある「プレミアホテル門司港」では、伝統織物「小倉織」のメインエントランスでの館内装飾や、ホテルスタッフの制服に採用するなど、様々な形で全国へ発信している。

九州最北端に在る港町リゾート、門司港に佇むデザイナーズホテル、「プレミアホテル門司港」と伝統織物「小倉織」を企画・販売する「小倉 縞縞」が共に地元北九州の魅力を発信すべく、この度初めてのコラボレーションが実現。

■まるで美術館、ホテルのメインエントランス

建築界の巨匠アルド・ロッシが建築した、20世紀を代表するデザイナーズホテルのメインエントランス。シンメトリーの階段に彩りを添える、高さ5メートルの「小倉 縞縞 SDGs」。SDGsの17の目標を「縞縞」で表現し、小倉織の特長であるたて縞の生地をSDGsの目標項目数にちなんだ17色で表現した。

たて糸は小倉織本来の木綿糸でそのままに、よこ糸を衣服などの原料にした再生ポリエステル糸を使用し、サステイナブルな小倉織に。たて縞stripeはよこ縞borderと違い、境界のないボーダレスborderless、SDGsの思想と通じる。17の色相を小倉織の特色である濃淡を用い、しなやかに凛と目標に臨む心意気を縞に託した。

■コレクション展、委託販売

年間200万人を超える観光客が訪れる、港町リゾート門司港。日頃より多くのゲストに利用されている宿泊施設として「どういうかたちで地域へ貢献できるか」、そこには地元企業の伝統的織物を日本全国、さらには海外へ発信したいという強い希望があった。

ホテルの2階ロビーでは、滞在中に伝統的な織物を通じて心に残るホテルライフを楽しめるよう、第1回小倉織コレクション展を開催した。大変好評であったため、第2回目も企画中だそう。

また、来館の全てのゲストに実際に手に取れるよう、「縞縞抗菌消臭箱マスク」をはじめ、「ハンカチ」や「名刺入れ」、「バッグ」等の販売は継続している。

■プレミアホテル門司港の新夏制服に小倉織デザインを採用

新たな夏制服に地元の伝統的織物でもある小倉織を半袖のシャツに入れることで、地域との一体感を演出できるのではないかと考え、小倉織デザインを採用した。

天気によって様々な表情を見せる、関門海峡の海の色を表現したライトブルーとネイビーブルーを使用。右肩からは縦ラインに、関門海峡の海の色をイメージした小倉織をワンポイントとして入れた。

■小倉 縞縞について

伝統ある小倉織の特徴を継承し、つくり出した広巾の布。丈夫で美しいたて縞を活かしながら、新しい時代の「小倉織」として誕生したブランドが「小倉 縞縞 KOKURA SHIMA SHIMA」だ。

テキスタイルデザイナーは、小倉織を復元・再生した築城則子氏。

この機会に、北九州市の伝統的織物に触れてみては。

住所:福岡県北九州市門司区港町9-11
プレミアホテル門司港:https://premierhotel-group.com/mojikohotel/

(MOCA.O)

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