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コワーキングスペース・アクセアカフェ、個室ブース「ワンボ」導入を拡大中

IGNITE / 2021年9月24日 6時0分

コワーキングスペース・アクセアカフェ、個室ブース「ワンボ」導入を拡大中

個室ボックスでないとできない仕事もある。

■プラザクリエイト×ZOOMのコラボで誕生

プラザクリエイトは、コロナ禍で高まる“個室需要”に対応するため、印刷・コピーサービス等を展開するアクセアが運営するコワーキングスペース「アクセアカフェ」と連携し、今年4月より各店舗内にパーソナル・ミーティング・ボックス「One-Bo(ワンボ)」を個室ブースとして順次設置している。

「One-Bo」は、オンライン会議が当たり前になったことにより生まれた3つの新たな課題「イヤホンボイス公害」「会議室難民」「リモート漏洩」を解決するために、Zoomと共同企画したパーソナル・ミーティング・ボックス。

プラザクリエイトが持つ、証明写真ボックス事業のノウハウや自社工場のプリント技術を用いて開発することで、品質を保ちながら導入しやすい価格を実現。個室空間を演出するスマートガラス仕様、そして空間に合わせたラッピングオプションが特長だ。

8月末の「アクセアカフェ外苑前店」への導入に伴い、全国4都府県12店舗における「One-Bo」設置台数が計45台を突破。9月28日には「アクセアカフェ鹿児島中央店」が開店し、総設置台数が48台となる。

一部店舗のピーク時には、導入しているすべての「One-Bo」の使用率が100%となる等、好意的な反響を得ることができている。

■「アクセアカフェ」×「One-Bo」連携の背景

コワーキングスペースでも“個室需要”が増加

東京都の調査によると、2021年4月の時点で、30名以上の社員がいる都内企業のテレワーク率は約6割(56.6%)であり、その内の約半数(51.8%)が週3日以上テレワークをしている。

また、2019年5月よりアクセア社が展開するコワーキングスペース「アクセアカフェ」でも、コロナ禍により利用者の行動に変化が起き、テレワークを目的とした利用が急増。

オンライン会議に参加する利用者の姿も目立つようになり、他利用者の声や姿の映り込み・情報漏洩等のリスクを気にせず仕事ができるような個室ブースの確保が必須となった。

低価格&工事不要が決め手。変化の速いニーズに迅速対応

「One-Bo」は、3~4時間で設置ができ、原則、工事は不要。また、扉にはスイッチ1つでスモークのオンオフを切り替えられるスマートガラス機能が備わっており、周囲の視線を気にせずオンライン会議や作業に集中することができる。

アクセアカフェでは、当初工事を伴うパーテーションの設置を検討していたが、高まる個室需要に迅速に応えるため、そして従来の使用料金を変えずに新たに個室ブースを提供するため、低価格&工事不要の「One-Bo」との連携をしている。

今後は、さらなる利便性向上に向けて、「One-Bo」やアクセアカフェの利用予約がオンライン上でも行えるよう専用アプリケーションの開発等を検討しているとのこと。

働き方ニューノーマルが進む日本、ますます個室の仕事場を求める声が伸びていきそうだ。

「One-Bo」公式サイト: https://www.one-bo.com/

(冨田格)

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