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“写真の方舟”写真に写っていない「何か」を探るフォト雑誌『FOTOARC』創刊

IGNITE / 2021年10月1日 15時0分

“写真の方舟”写真に写っていない「何か」を探るフォト雑誌『FOTOARC』創刊

写真雑誌の休刊が相次ぐ昨今、写真を媒介に表現のボーダレス化を試みる雑誌が創刊した。

FOTO ARC編集部は、2021年9月25日、フォト雑誌『FOTO ARC(フォトアーク)』を創刊した。写真だけにとどまらず、文章、絵、映像、音楽などあらゆる創作活動をする人とともに写真の新たな価値を発信していく。『FOTO ARC』は「写真の方舟」を意味する。 創刊号(Vo1.)は2,200円(税込)、全国主要書店とAmazonで発売中だ。

■『FOTO ARC』創刊に至る経緯
新型コロナウィルス感染症のパンデミックは「写真」にとって、一つのターニングポイントとなった。特に、老舗写真雑誌が相次いで休刊したことは、写真家・写真愛好家にとって、ショッキングな出来事として記憶されている。『FOTO ARC』の編集スタッフは、2021年9月、写真を愛する人と共に未来の写真を創造するため、新たなフォト雑誌を創刊。

写真は、写真家や写真愛好家のためだけにあるのではなく、創作活動するすべての人たちに深く関わってるいるもの。写真を媒介に、写真技術や記録という価値に留まらない新たな解釈やあり方を発想し、 共有していきたいとの想いを持っている。

■“写真の方舟”『FOTO ARC』に込められた想い
「あなたにとって「方舟」とは?
3兆5千億の写真の洪水にあらがいながら、 私たちは小さな舟を作り始めました。
洪水が写真の巨城や高塔を次々に押し流していく、いま、 ようやく小舟を浮かべることになりました。
果てしない濁流を漂う写真の方舟です。
この方舟は、誰でも、ジャンルを問わず、クルーとして乗り組むことの出来る舟です。」
<『FOTO ARC』Prologueより>

■『FOTO ARC』の船出メンバー
フォト雑誌『FOTO ARC』の船出は、この雑誌を読んだ人と共にある。2020年秋、この雑誌のコンセプトが発案された。今回のFOTO ARCチームは、角川kousuke氏、大和田洋平氏、石黑健治氏。Vol.2以降はメンバーを固定せず、様々な方に関わりをもってもらいたいという思いだ。

方舟の一員となって、写真の新たな価値を見つけてみたい。

■雑誌概要
[発売日] 2021年9月25日(土)
[価格] 2,200円(税込)
※全国の主要書店、Amazonにて販売中 https://amzn.to/3hXQsEH
[代表] 角川kousuke
[編集人] 大和田洋平
[発行者] 竹内淳夫
[発行所] 株式会社彩流社(東京都千代田区神田神保町三丁目10番地 大行ビル6階)

【問合せ】
株式会社フブキ FOTO ARC編集部
[公式WEB] https://www.fubuki.com/fotoarc

(suzuki)

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