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42酒蔵の日本酒が揃う「京都酒蔵館」に風味を言語化する”日本酒ソムリエAI”登場

IGNITE / 2021年10月17日 20時30分

42酒蔵の日本酒が揃う「京都酒蔵館」に風味を言語化する”日本酒ソムリエAI”登場

日本酒をもっと楽しみたい人や、これから挑戦したいと思っている人に。

全国最大級の日本酒生産量を誇る、京都の42酒蔵の日本酒が楽しめる居酒屋「京都酒蔵館」に、日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」が10月1日(金)より関西で初めて導入された。

■香りを見える化して日本酒選びをサポート

「KAORIUM for Sake」を開発したSCENTMATICは、嗅覚のデジタライゼーションによって新たな体験を提案している。

同社が開発した香りと言葉を変換するAIシステム「KAORIUM(カオリウム)」のテクノロジーを用いた日本酒ソムリエAIが「KAORIUM for Sake」だ。

インターネット上の膨大な言語表現と、人々の香りの感じ方を学習したKAORIUMに、日本酒の風味情報とユーザーの1万以上の感性データ、酒ソムリエ・赤星慶太氏の感性を融合することで誕生した。

味や風味が複雑で、表現が難しい日本酒の風味を可視化することで、今まで感じ取ることのできなかった奥深い味わいまで感じられるような体験ができる。

■日本酒を通して感性も刺激

AIが日本酒を「すずしげ」「ふくよか」「あたたかみ」の3要素のバランスとともに、香りや印象、また情景に喩えた表現や様々な⾔葉で可視化。酒の特徴がわかりやすく、求める味わいの酒を選びやすくなる。

「KAORIUM for Sake」が導き出すキーワードを見ながら、言葉を意識して味わうことで、今まで感じることのできなかった風味や味わいに気付くこともできる。


また、十人十色である香りの感じ方を他の人と共有することで、新たな体験にもなる。さらに、感じた言葉をタップすることでAIが学習し、進化していく。

■酒処、京都・伏見の「京都酒蔵館」に導入

きれいな水が豊かな京都は蔵元が多く、中でも伏見は日本三大酒処としても有名。そんな京都中の日本酒を取り揃え、市場にはなかなか出回らない希少な銘柄までも楽しめるのが居酒屋「京都酒蔵館」だ。

同館では、敷居の高いイメージを持つ日本酒を気軽に楽しむツールとして、「KAORIUM for Sake」を導入。スタッフの配置人員にも限度がある中、来店した人に日本酒の魅力を伝える事が出来ている事を実感しているという。

まだ見ぬ感性への気付きにもつながる新しいテクノロジー、酒の肴にしても盛り上がりそうだ。

京都酒蔵館
所在地:京都府京都市下京区仏光寺通室町東入釘隠町236 寅ビル1F
https://kyotosakagurakan.owst.jp/

SCENTMATIC
https://scentmatic.co.jp/

(hachi)

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