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高知県でワーケーション、県内ワーキングスペースと周辺情報の網羅サイト

IGNITE / 2021年10月20日 20時0分

高知県でワーケーション、県内ワーキングスペースと周辺情報の網羅サイト

こんなサイトなら、自分の好きな場所で働くことも具体的にイメージしやすい。

■高知県のワーキングスペース情報を集積

高知県のシェアオフィスポータルサイト「Haretoke(ハレとケ)」が公開された。同サイトは高知県内にあるシェアオフィス、コワーキングスペース、ワーケーション施設等の情報取得が可能だ。

多様化する働き方のニーズに合わせ、県内外の人が利用できるよう、施設運営者の思いや周辺のアクティビティ・飲食店情報等まで掲載し、「行ってみたい!」と感じてもらえるポータルサイトを目指すという。

■ポータルサイト制作背景

新型コロナウイルス感染症を契機として「地方移住」「ワーケーション」「テレワーク」など、場所に囚われないライフスタイルや働き方への関心が高まっている。

こういった時代の流れによる企業や人の流れを高知県に呼び込み、かつ、受け入れるために、県内ではさまざまなニーズにあわせた受入施設整備を進めている。

そこで、このサイトを通じて多くの方が県内施設を活用し、地域ならではの気風や特性など魅力を感じながら高知と関わりを深めてもらうことで、今後の地域経済活性へとつなげたいという思いから制作が実現した。

■非日常と日常を意味する「Haretoke(ハレとケ)」

「ハレとケ」とは、民俗学者である柳田國男氏によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。

各施設の詳細ページでは、施設情報にプラスして、山川海が揃う自然豊かな高知のアクティビティなど「ハレ(非日常)」と、魚介肉野菜どれも美味しい高知の食事など「ケ(日常)」の周辺情報を掲載している。

■ポータルサイトの構成について

「ハレとケ」のコンセプトのもと、高知に点在するシェアオフィスとその周辺の魅力を、高知の県民性らしくお節介なほどに余すことなく伝えることを意識して、ポータルサイトは構成している。

県外在住の人の利用を想定して、検索のエリア選択は高知県のどの辺りなのかを視覚的に分かりやすくし、タグの項目をシンプルに区分することで簡潔に検索できるようになっている。

また、本ポータルサイトでユーザーとシェアオフィスの偶然の出会いを作れるよう、動画のサブスクリプションサイトのように各施設の特徴ごとにもトップページへ紹介している。

施設の詳細ページでは、各施設のキャッチコピーを大きく見せてから写真を掲載することで、より対象施設の魅力が引き立つような構成に。また、それぞれの施設にコメント機能があり、滞りがちなローカルの情報が、利用者によって常に動くように想定されている。

働く場所を選べる時代。高知で街の魅力を感じながら働くのも良さそうだ。

Haretoke(ハレとケ):https://kochi-work-haretoke.jp/

(hachi)

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