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エミレーツ航空、ドバイ万博をテーマにした特別デザインA380型機を公開

IGNITE / 2021年10月18日 20時30分

エミレーツ航空、ドバイ万博をテーマにした特別デザインA380型機を公開

ドバイ国際博覧会「Expo 2020 Dubai」のプレミアパートナー兼公式航空会社であるエミレーツ航空は、この世界的イベントのメッセージを世界中に伝えるために特別デザインを施したA380型機を公開した。

この特別塗装機はエミレーツを象徴する白と金の配色とは大幅に異なる、鮮やかな青を基調とした機体に、緑、オレンジ、ピンク、紫、赤のグラフィックが機体全体に広がり、機尾から尾翼にかけて、リング状のドバイ万博ロゴをデザインしているのが特徴だ。

■ドバイ万博をテーマにした特別デザイン機を公開

A380型機の両側面には、「Dubai Expo(ドバイ万博)」や「Be Part of the Magic(この魔法のようなイベントに参加しよう)」などの特別なメッセージが描かれている。また、エンジンカウルには「Expo 2020 Dubai(ドバイ国際博覧会)」の文字や、万博開催期間が記された。

さらに、エミレーツ航空のCMで世界一高いビル『ブルジュ・ハリファ』の頂上に立ったことで話題を集めたスタントウーマンが、機体の両側にも登場。「See you there(万博で会いましょう)」と「Dubai Expo Oct-Mar 2022(ドバイ万博 10月~2022年3月)」と書かれたメッセージボードを持ち、世界中の人々に向けてイベントへの招待状を掲げている。

通常、飛行時に見られるエミレーツ機体下部の真っ赤なロゴは、万博テーマカラーであるオレンジ色の「Dubai Expo(ドバイ万博)」に置き換えた。今後6ヶ月間に渡ってエミレーツ航空のA380ネットワークに就航することで、イベントの知名度と認知度の更なる向上に貢献する。

■A380のネットワークが再開

世界各地の渡航規制緩和に伴い、エミレーツ航空は2021年10月から11月にかけて、主力機であるA380型機の運航を順次再開する。2021年11月末までに、エミレーツA380の就航都市数は現在の16都市から65%以上増加し、27都市まで回復する予定だ。

旅行業界が回復へ向かう中、利用客の需要に応じて人気の高い航空機を徐々に配備する。2021年11月までにA380ネットワークに11路線を追加する他、現在就航中の人気路線でも再開することで、エミレーツ航空はA380型機による運航便で利用客に約165000席を提供する。

エミレーツ航空はA380型機を世界で最も保有する航空会社の一つであり、総保有機数は2021年末までに118機に達する見込みだ。そのうち6機はプレミアム・エコノミーの客室が搭載される4クラス構成となる。

エミレーツ航空は現在、パンデミック前のネットワークの90%にあたる120都市以上に就航。50機以上のA380型機を復帰させることにより、年内に供給座席数を70%回復する計画が順調に進んでいる。

ドバイ万博の特別デザイン機がコロナ禍復活の狼煙になる。

エミレーツ航空:https://www.emirates.com/jp/japanese/

(GINGA)

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