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奈良・蔦屋書店で 奈良を拠点に活躍するアーティストのイベント開催

IGNITE / 2021年10月20日 17時0分

奈良・蔦屋書店で 奈良を拠点に活躍するアーティストのイベント開催

実力派の美術家の作品が鑑賞できる。奈良 蔦屋書店では10月14日(木)~10月26日(火)の期間、ANONYMAT 奈良 vol.2『塔と壺』を開催。

奈良に制作の拠点をおく、西川茂(油彩・平面)と辻村唯(陶・立体)を紹介する。この展覧会はGallery OUT of PLACEと奈良 蔦屋書店との共同企画で、大和盆地・紀伊半島に生きる人や出来事を発掘・開拓し、土地に根ざした文化や芸術を取り上げていくもの。

■現代の「バベルの塔」 西川茂氏の作品

西川茂氏(b.1977)は、約15年前に奈良に移り住み、現在は奈良市西部に生活と制作の拠点を置きながら、最近は加茂地区(京都府)にもアトリエを構え、大胆かつ静敢な西川独自のストロークに磨きをかけている。

ここ5,6年は養生シートで覆われた建築物を半抽象的な表現で描いてきた。近作では電波塔や大都市の摩天楼を多く描いている。それはまるで現代の「バベルの塔」ととも捉えられ、無限に広がり高くなっていく現代の都市の未来像(結末)が養生シートで囲まれた建物に投影されているといえるだろう。

■土による大胆な造形・辻村唯氏の作品

辻村唯氏(b.1975)は、陶芸家辻村史朗の長男として奈良市東部の山間に生まれ育ち、父の薫陶を受けながら、若くしてその才能を発揮してきた。土による大胆な造形と自然釉の魅力を独自に開拓し洗練させている。

奈良に根を張りつつ、最も注目される陶作家の一人として世界を舞台に活躍している。今回は1つが20kgを超える大きくダイナミックな作品を多数展示する。「やきものは外側以上に内側が大事」だと辻村氏は言う。壺の内側には作家にしか見ることのできない大宇宙が広がっているのかもしれない。

奈良の風土からうまれた芸術を堪能してみたい。

イベント概要
『ANONYMAT 2021 奈良vol.1・vol.2』
会期:10月14日(木)ー10月26日(火)
場所:奈良 蔦屋書店 2F 天平ギャラリー
主催:Gallery OUT of PLACE

HP:https://store.tsite.jp/nara/event/shop/22412-1839300921.html

辻村唯氏
HP:http://www.outofplace.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/galleryoutofplace/

(suzuki)

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