京都嵐山「MUNI KYOTO」2つのレストランが同時にミシュラン1つ星

京都嵐山、渡月橋の袂という絶好のロケーション「唯一無二の景色」をコンセプトに2020年8月開業したスモールラグジュアリーホテル「MUNI KYOTO」。

天然木を使用した優しい風合いの客室では、大口径の窓から嵐山の大自然との一体感を感じながら、ゆったりと過ごせる至高のホテルだ。北山杉や水尾の柚子など京都素材のオリジナルプロダクツを使ったSPAを併設。隣接する福田美術館も楽しめる。ここでしか実現できない空間、時間、体験を創り出している。

■「MUNI KYOTO」レストラン2店同時に1つ星を獲得

この「MUNI KYOTO」内にある、デュカスパリによる2つのフレンチレストランが、２店同時に「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」にて1つ星レストランとして掲載された。シェフはパリ、ロンドン、モナコのアラン・デュカスの３つ星レストランで修業を積んできたユーグ・ジェラール氏。では、この二つのレストランを紹介しよう。

■カジュアルフレンチのレストラン「MUNI LA TERRASSE」

嵐山の大自然、桂川や渡月橋を眺めながら優雅にランチやティータイムを楽しめる、カジュアルにフランス料理を楽しめるレストランとして2020年7月にオープン。

朝食では焼き立てのヴィエノワズリーやこだわり食材のサラダ、フルーツ、卵料理など、ランチタイムには前菜、メイン、デザートの3品のランチコースや、シェフお任せのコース（5品）、ティータイムにはアフタヌーンティセットのテ・ア・ラ・フランセーズが人気だ。

■ガストロノミックレストラン「MUNI ALAIN DUCASSE」

アラン･デュカスの名前を冠するガストロノミックレストランとして、2020年8月にオープン。

パリ、モナコ、ロンドンなど世界の三ツ星レストランで修業を積んだシェフ、ユーグ･ジェラール氏が創り出す芸術的な料理は、地元産の素材を取り入れ、テロワールを大切にしたコンテンポラリーフレンチだ。

至高の料理に加え、細部にまでこだわった装飾や什器、繊細な気遣いが行き届いたサービスで唯一無二の景色を堪能できるレストラン。

今回の掲載に際し、シェフのユーグ・ジェラール氏は

「 MUNI KYOTOの2つのレストランがそれぞれ 1つ星として掲載されたことを、私、ならびにスタッフ一同大変光栄に、また誇りに思っています。全スタッフのこの1年の頑張りの賜物であり、皆に心から感謝しています。」

と述べている。

エグゼクティブシェフ：ユーグ・ジェラール

フランス西部、ペイド･ラ･ロワール地方生まれ。調理学校卒業後、フランス各地のレストランで修行し、パリの「スプーン」の厨房を皮切りに、モナコの伝説的3ツ星レストラン「ル･ルイ･キャーンズ･アラン･デュカス･ア･ロテル･ド･パリ」での3年を経て、ロンドンの3ツ星「アラン･デュカス･アット･ザ･ドーチェスター」そして「リヴェア」とアラン･デュカスのレストランで調理技術と料理への情熱を高めてきた。

秋の京都、渡月橋を紅葉狩りで訪ね、星つきのフレンチを楽しむ休日を過ごしみたい。

MUNI KYOTO

所在地：京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町３番
公式サイト：https://muni-kyoto.com/jp/

（冨田格）