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コーヒーかすをアップサイクル!持続可能社会を作る「UP 0 TECH」始動

IGNITE / 2021年10月30日 20時30分

コーヒーかすをアップサイクル!持続可能社会を作る「UP 0 TECH」始動

ほとんど廃棄されてしまうコーヒーかすに注目して、サスティナブルを目指すスイーツとドリンクが登場。

ソーイは、全世界規模でのゼロ・ウェイストへの転換とエシカルな消費への対応の解決策として、コーヒーをドリップした後に残る豆、いわゆるコーヒーかすの利用方法について、地元沼津のコーヒーショップと連携して一つの解決策を見出し、サステイナブルを目指すアップサイクル製品の販売を10月28日(木)に開始した。

■ プロジェクトを開始した理由
コーヒーかすの処理は、ほとんどが廃棄で再利用も進んでいないことに加え、含水率が高いため、廃棄でも再利用でも一旦乾燥するために莫大な熱量と大量の炭酸ガスを発生させている。そこで、発酵のチカラで、通常破棄されていたコーヒーかすや賞味期限切れの豆を製品とすることでゼロ・ウェイストとし、乾燥工程無しで、カーボンニュートラルを達成する処理法が確立できた。

一方で、コーヒー豆生産には2050年問題がある。現状のペースの気候変動が進むと、アラビカ種の栽培適地が50%減少することが言われ、そうなると現在のように日常的にコーヒーを気軽に飲めなくなる可能性があるが、ネオコーヒーはこの2050年問題を延期させることができると考えている。

■近年求められているエシカル消費に注目
近年のSDGsの動きも併せ、消費者意識の変化が特に若年層を中心として、環境に配慮した持続可能なライフスタイルの提案を行う方向に社会が動き出している。持続可能な社会を創出する上では、廃棄物の削減・有効活用が世界中でも必要不可欠な行為として推進されているものの、既存製品とのコスト感格差から思わしい成果が得られていない。

ここでは、自然由来の微生物本来のチカラで、人に優しく環境にも優しい未来を目指す。

■コーヒーかすに新たなる価値を
「UP 0 TECH(アップゼロテック)」とは、食品を扱う企業等から排出される食品廃材を第二の食品素材として捉え、新たなる食品へ、または食品以外の化粧品などへアップサイクルし、ゼロ・ウェイストとするプロジェクト。

その第一弾として、地元のLilac Coffee Roaster(ライラック・コーヒー・ロースター)と連携して、コーヒードリップ後にコーヒーかすをアップサイクルしたスイーツ「COLEHA(コレハ)」と、改めてコーヒー飲料「NEO COFFEE(ネオコーヒー)」として提供する画期的な取り組みを行った。

■ COLEHA
自然環境が毎日移り変わるように、コーヒー豆の香りとともにCOLEHAは毎回の発酵や製造によって、異なった風味や味わいを醸しだす。その変化を楽しもう。

価格:¥800 (税込み)

■ NEO COFFEE
COFFEE BASEに、ミルクとチョコレートを混ぜている。甘いながらも、コーヒーと麹を引き合わせた風味が残るドリンク。

コーヒーかすの新しい利用方法で、さらにコーヒーを楽しんでみたい。

販売店:Lilac Coffee Roaster
静岡県沼津市下河原町3-2
販売予定販路:スペシャリティー珈琲店、ECオンラインサイト

COLEHAインスタグラム:https://www.instagram.com/coleha_sweets/
COLEHA ツイッター : https://twitter.com/coleha_sweets

(田原昌)

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