WOWOW、ラグビー日本代表選手のテストマッチに賭ける熱い想いを公開

漢たちの熱い戦いが始まる。

ピーター・ラブスカフニ　(C)JRFU、中村亮土、稲垣啓太、姫野和樹、リーチマイケル、松島幸太朗、田村優　写真：アフロ

■ラグビー日本代表戦をWOWOWが初生中継

2019年ラグビーW杯日本大会での大躍進を機に、世界各国の注目を集めるラグビー日本代表。

WOWOWでは、欧州各国で開催中のラグビーテストマッチ「オータム・ネーションズシリーズ」20試合を放送・配信する。中でも注目は日本代表戦2試合、11月6日（土）のアイルランド戦、11月20日（土）のスコットランド戦を、WOWOW史上初のラグビー日本代表戦生中継を実施。

この2試合に向ける代表選手の意気込みを、WOWOWラグビー解説者の大西将太郎氏がインタビューした。

■テストマッチ2試合に賭ける意気込み

まずは、14年からキャプテンとしてチームを牽引し、15年、19年W杯で見事にチームをまとめ上げたリーチマイケル選手。

「チームも自分も勝って成長したいです。負けたけどいい試合だった、という考え方は日本代表の悪い癖で、そこで満足してしまうのは違います。この秋は日本代表として成長するチャンス。23年W杯で結果を出すためにも、ここで勝って成長しないといけないと思っています」（リーチマイケル）

「笑わない男」の異名を取る不動の1番、稲垣啓太選手も勝利への強い意欲を隠さない。

「勝たなければ意味がありません。勝ってこその日本代表です。初めから勝ちをあきらめているチームに勝利はありません。勝たないと誰も評価してくれないので、勝ちにこだわりたいですね」（稲垣啓太）

今年、ニュージーランドのスーパーラグビーで大活躍、現地メディアを感嘆させるパフォーマンスを見せた姫野和樹選手は、自身の強みをチームに伝播させて勝利に結び付ける意志を示した。

「自分の持ち味はパッション。そういう部分を若い選手や新しくチームに入った選手にも見せていきたいですし、それをうまくエネルギーにすることができれば結果も得られると思っています。W杯まであと2年、この秋のシリーズはとても大事になってくるでしょう」（姫野和樹）

姫野和樹　©齋藤龍太郎（楕円銀河）

19年W杯以来の代表復帰となった流大選手は、勝利への意欲が再燃しているようだ。

「テストマッチは勝ちを求めるものです。日本代表はしばらく試合していなかったと言われていますが、そういうことは関係なく勝ちにいかないといけません。全てのテストマッチで勝ちに行くことが大事です」（流大）