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草食動物の糞を使った着火剤!「アニマル・ライター」にキリンが登場

IGNITE / 2021年11月7日 18時30分

草食動物の糞を使った着火剤!「アニマル・ライター」にキリンが登場

昨今、注目される再生可能エネルギーを利用したユニークなアイテムが登場した。

フロントビジョンが手掛けるアウトドアブランドMAAGZ(マーグズ)は、キリンの糞を使った着火剤「ANIMAL LIGHTER(アニマル・ライター)/うんちの着火剤 キリン」をリリースした。2021年夏に発表したウシにつづく、第2弾となる。

■嫌な匂いがしないペレット状の着火剤

草食動物の糞を主原料にした、MAAGZオリジナルの着火剤「ANIMAL LIGHTER/うんちの着火剤」は、インドの乾燥糞燃料からヒントを得たアイテム。

使っている糞は、長崎県にある動植物園「長崎バイオパーク」で暮らす動物たちのもの。干し草や野菜を主食とするかれらの糞は、肉食動物に比べ嫌な匂いがしないのが特徴。動物ごとに匂いや色、質感に個性がある点もポイントだ。

また、火つきをよくするため、糞には粉砕した間伐材(かんばつざい)を配合。通常であれば廃棄されてしまう、細かな木屑を活用している。

専用の窯の中で加熱処理後、一つずつ手作りで仕上げている。プレス機で高圧縮をかけペレット状に成形しているため、サラッとしていてベトつかず、一般的な固形着火剤と同じように使用できる。

■今後は様々な動物のシリーズも

普段、自然の中に身を置きキャンプを楽しんでいる私たちが、「何か恩返しできるものを」という思いからつくったプロダクト。「自然との循環」をメインコンセプトにしており、昨今注目されているSDGsの考え方にも通じる取り組み。この着火剤の売り上げの一部は、野生動物の保護活動に役立てる。

同シリーズは今後、ラマ、バク、レッサーパンダといった動物たちのバージョンも製作予定。「ANIMAL LIGHTER」が、同じ星で暮らす動物たちに思いを馳せるきっかけになることを願い、今後もアイテムの展開を広げていく。

可愛らしい動物のイラストをあしらったパッケージは、ギフトにもちょうどいい同商品。シリーズで集めて、動物を選ぶ楽しみも味わえそうだ。


原材料:草食動物のうんち(キリン)、木屑(檜・杉)、パラフィン
【Mサイズ】10個 ¥1,210 燃焼時間:約10分
【Sサイズ】7個 ¥900 燃焼時間:約6分
※表示価格は税込み

https://store.maagz.jp/collections/all/products/ct0009

(hachi)

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