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宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」より「ふぞろいちりめんつ」新発売

IGNITE / 2021年11月15日 6時0分

宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」より「ふぞろいちりめんつ」新発売

小さな”海のメンツ”があえて混ざったユニークな商品が登場した。

有機・特別栽培野菜、添加物を控えた加工食品、環境にやさしい日用品など個別宅配サービスを展開する「らでぃっしゅぼーや」では、ふぞろい食材を取り扱う「ふぞろいRadish」の新商品となる「ふぞろいちりめんつ」を11月8日(月)から発売中だ。

最盛期を迎えた愛媛県西予市のちりめん漁で獲れる、ちりめん以外の稚魚やエビ、カニなど海の仲間(メンツ)を選別後に除外せず、大切な海の資源として一緒に味わえる。

■海の資源の有効活用を目指し商品化

新商品「ふぞろいちりめんつ」は、”海の多様性を楽しみ、食卓を豊かに”をテーマに、フードロス削減企画商品としての展開。

「ふぞろいRadish」は、作り手の支援やフードロス削減を目的に、色・形・サイズなど多様なふぞろいの野菜や水産物を取り扱う、今年4月5日より開始したサービスだ。

ちりめんは、主原料がカタクチイワシで、マイワシやウルメイワシなどを含むイワシの稚魚の総称。2~3mm程度の細かな網で捕獲した小魚を海水で茹でてから乾燥させたものだ。選別で省かれた生き物は肥料や廃棄処分されることがある。

今回、海の資源の更なる有効活用を目指し、丁寧な手仕事でちりめんを作る愛媛県西予市の生産者、無茶々園に協力を得た。

■丁寧な手仕事から生まれた商品

「ふぞろいちりめんつ」が獲れる愛媛県宇和海の沿岸には豊富な魚類が集まる好漁場。この自然豊かな漁場のちりめん漁では15種類以上の稚魚が混じることもある。

無茶々園のちりめん漁を担う祇園丸では、小さく鮮度が落ちやすいちりめんを優しく水揚げして新鮮なうちに素早く釜茹でした後、選別歴7年~20年以上のベテラン従業員5人で目視選別を2回繰り返す。

その後はピンセットでちりめん以外の魚や異物を取り分けて選別。フグなどの食用に適さない生物や、異物は取り除く。この取り分けた皿から、食せるものを最後にちりめんの山に戻し、個包装化する。

1袋(80g)842円(税込)

※らでぃっしゅぼーやの定期会員のみへの販売

1袋(80gパック)につき、概ね2~3匹のイワシ以外の小さな生き物が入ることがあり、また、ウルメイワシなどカタクチイワシ以外のイワシが1割~5割程度入る。

漂白剤や食品添加物を使用せず、ボイルするのに海水を使い、塩分は控えめで弾力がありまろやかな味が特徴。カタクチイワシはあっさりとしていて歯ごたえが良く、黄色がかった体色のウルメイワシは濃厚な味で柔らかい食感が楽しめる。

海のフードロスにもつながる今回の新商品。小さな生き物から海の多様性を感じて欲しい。

ふぞろいRadish
https://www.radishbo-ya.co.jp/brand/fuzoroi/

(hachi)

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