職人の手による傘作り!創業150年の老舗織物工場が動画「つくり手」を公開
IGNITE / 2021年11月14日 16時30分
熟練の職人の手によって作られる、一本の傘。
一体どれだけの人が関わり、どうやって作られていくのか、動画で紹介しているので見てみよう。
槙田商店は、自社の生地作り、傘作りの様子を伝える動画を制作、YouTubeにて公開。1本の傘が出来上がるまでには、いくつもの作業があり、多くの人が関わる。「つくり手」と題し、毎日物作りをしている熟練された職人たちの「手」を通して、槙田商店の物作りを紹介している。
■動画公開の背景
槙田商店は、創業150年以上の歴史を持つ先染生地のテキスタイルメーカー。同時に傘屋でもあり、昭和30年頃から今日まで作り続けてきた。
傘作りの話をするとき「作り方を初めて知った」「手作業とは思わなかった」との声を多く聞く。生地や傘がどう作られているのか、なかなか知ってもらう機会がないことを実感していたところ、山梨県富士吉田市でハタオリマチフェスティバル(通称「ハタフェス」)の3年振りの開催が決定。今回のハタフェスをきっかけに、槙田商店のものづくりを紹介する動画の制作を決めたという。
タイトルは「つくり手」。この動画では「手」に焦点を当てた。毎日ものづくりに携わり、熟練した確かな技術を持つ職人たち。そんな職人たちの手を通して、1本の傘が出来上がるまでの工程を知ることができる動画だ。
■動画「つくり手」の特徴
・傘作りに関わるたくさんの人の手
この動画には、生地作りから傘作りまでいくつもの工程と、その作業に携わる職人の手が映る。傘が1本出来るまでに、多くの人が関わっていることがわかる。ひとつひとつの作業を、熟練された手付きで丁寧にこなしていく様子を一度に見ることが出来るのは動画ならでは。
・生地と傘を作り上げるまでのメイドイン郡内
富士の湧水を使って染め上げられる糸、織り上げられる生地、傘作りに関わる作業。この動画で映し出される「手」は、すべて山梨県郡内地域の人々の手。織物の産地にあり、地域に根差した槙田商店だからこそ、そこで生活する人々と共に生地や傘を作り上げることが出来る。
・実用品でもあり、芸術作品でもある傘
槙田商店の傘は、普段使うために作られている。実用品であることはもちろん、そのデザイン性は人々に美しい印象を与える。先に染められた糸で織る、先染織物の美しい色合いや光沢感が特徴。
動画の結びには、今年7月~8月にかけて行われた展示会の様子が映し出される。傘ならではの半円の形状が光を乱反射させ、美しさをより引き立てる。社内にデザイナーや職人たちがいるからこそ、人々の心を打つ美しい傘に仕上げることが可能なのだ。
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