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食品ロスをなくす取り組み「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」

IGNITE / 2021年11月15日 20時0分

食品ロスをなくす取り組み「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」

栽培の過程で生まれる切(カット品)を活用し、千葉県の「姉崎だいこん」のブランドを守るハンバーグが今年も発売。食品ロスをなくす取り組みだ。

無添加調理で商品作りを進めている石井食品は、2019年より発売している「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」に使用していた「姉崎だいこん」を、今年は栽培の過程で発生してしまう【切(きり)】という規格のものを中心に、原材料として大根おろしソースやパティにも混ぜて活用。

生産者の丹精が込められた姉崎だいこんの価値を守りつつ、大根本来の味を味わえる本商品を2022年2月末まで期間限定、全国各地で順次販売を行う。

■作物に掛ける思いは変わらないのに価値に差が出てしまう【切】
【切】とは農作物の規格の一つで、作物が曲がっているなどで該当部分を切り落とさなくては販売ができないカット品のこと。この【切】という規格は、味は変わらないにも関わらず「カットしている」という点で市場価値が大きく下がってしまい、飲食店のツマなど姉崎だいこんの特長が伝わりにくい料理として活用されることが多くなってしまう。

土の中で成長する作物は、収穫するまでどのような形で生育しているかはわからない。長い期間をかけて有機肥料を中心に土作りを行い、播種後も大根に傷がつかないよう手作業で土寄せを行うなど、多くの工夫や苦労を行っていても収穫した際に曲がっていたり、ひげが生えていたり、先端に傷がついてしまうなどで、A品と同じ思いを込めて栽培した「姉崎だいこん」の価値が大きく下がってしまうのが生産者の大きな課題だ。

そこで今年、石井食品では市場を介さず生産者と直接「姉崎だいこん」を取引し、栽培の過程で生じ「姉崎だいこん」として流通することが難しい【切】を積極的に「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」へ活用することで、A品と変わらぬ良質な「姉崎だいこん」の美味しさを届ける。

■姉崎だいこんの特長
千葉県の中央部に位置する市原市の姉崎地区は、市街地に比べ気温が低く、冬は霜が降りるほど寒くなる。そのため大根自身が凍らないように糖分を蓄え、甘さが凝縮される。また成長も緩やかになるため、鬆(す)のない芯まで真っ白な大根へと生育。有機肥料を中心とした土作りを実施しており、大根の生育に合わせ一つ一つ丁寧に手作業で収穫を行っている。

■「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」
石井食品の公式オンラインストア無添加調理専門店「イシイのオンラインストア」では、「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」の5袋セット(1,080円税込・送料別)・12袋セット(3,000円税込・送料無料)を販売中。

また、全国では大根の旬の時期限定、原材料がなくなり次第終了で販売を行っている。

農家が同じ手間暇かけて育てた大根を、美味しく食べよう。

石井食品ホームページ :https://www.ishiifood.co.jp
イシイのオンラインストア:https://shop.directishii.net/

(田原昌)

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