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焼酎でも、ウイスキーでもない、至高の1本!佐賀の天山酒造「小城 Oak Cask」新発売

IGNITE / 2021年11月17日 0時0分

焼酎でも、ウイスキーでもない、至高の1本!佐賀の天山酒造「小城 Oak Cask」新発売

麦焼酎をウイスキーのようにオーク樽にて熟成した、新しい味わいの1本が誕生。

佐賀県にある天山酒造は、11月15(月)から、オーク樽にて14年以上熟成した「小城 Oak Cask(おぎ オークカスク)」を新発売。

オーク樽で長年熟成させたことにより、濃いめのゴールドのような色合いと黒蜜のような甘さとビターキャラメルのような軽い苦味があり、飲み飽きない味わいとなっている。

■なぜオーク樽にて熟成させたのか

今回オーク樽にて熟成していた「天山の麦焼酎」は、2004年や2006年に製造しており、世間では「本格焼酎ブーム」により全国各地で多くの焼酎が製造されていた。その中で天山酒造は、焼酎も「ウイスキー」のように樽で熟成させることによって更に美味しくなるのではないかと五代目蔵元及び蔵人たちが話し合い、この焼酎ブームの最中あえて麦焼酎をオーク樽で熟成させるという決断をした。言うなれば「未来への投資」の選択だ。

そして毎年樽の状態をチェックし、六代目蔵元である七田 謙介(現社長)及び蔵人たちが今がベストな状態であると確信し、この樽熟成のお酒の商品化を決断した。

■オーク樽で熟成して生まれた化学反応

ウイスキーなどを熟成させるオーク樽にて十数年の年月を経たことにより、お酒自体に濃いめゴールドの着色とバニラの香りや微かにシトラスなどの香りから、黒蜜や熟した杏子を思わせるような甘みと、後口にビターキャラメルのような軽い苦味が全体をまとめあげている。

■琥珀色に輝く長期熟成本格麦焼酎をリキュールとして商品化する理由

オーク樽で14年以上、長期熟成することによって、まるでウイスキーのような美しい琥珀色の麦焼酎が誕生したが、酒税法の「本格焼酎」の定義を超える濃い琥珀色のため「本格焼酎」として商品化することができない。

そこで、少量の食物繊維を加えることで本来の味わいが変わることのない「オーク樽長期熟成本格麦焼酎ベース」の「リキュール」として商品化した。

「小城 Oak Cask」
容量:750ml
参考小売価格:8,800円(税込)
アルコール度数:40度
販売先:天山酒造の特約店・天山酒造オンラインストア

■さまざまに楽しめる飲み方
・ストレート
華やかさと熟成香がダイレクトに伝わる。

・ロック
時が経つにつれ、繊細で複雑な香味が解き放たれ、新たな華やぎを体感できる飲み方。

・ジンジャーエール割
小城の香味をより愉しみたい人は、1対2、1対3などで割った濃い目もオススメ。

天山酒造は、もともと酒蔵の前を流れる祇園川の水力を利用して製粉・製麺業を営んでいた七田利三・ツキ夫婦が、明治8年(1875年)に酒造業を始めた。いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくという意味がある「不易流行」の考えをモットーに酒造りを行っている。

ラベル「小城」の文字は、従来の書道の枠にとらわれず挑戦を続けている、山口芳水氏によるもの。従来の焼酎とは一味違う「小城 Oak Cask」にぴったりだ。

住所:佐賀県小城市小城町岩蔵1520
HP:http://www.tenzan.co.jp/main/

(田原昌)

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