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「初の特等米」&「初の試み」で造った『一ノ蔵 純米大吟醸 吟のいろは』数量限定で発売

IGNITE / 2021年11月18日 18時15分

「初の特等米」&「初の試み」で造った『一ノ蔵 純米大吟醸 吟のいろは』数量限定で発売

宮城県の酒米として初めて特等米に格付けされた「吟のいろは」を使って、純米大吟醸の酒造りに挑戦した一本が登場。

一ノ蔵は、宮城県の酒造好適米として初めて「特等」に格付けされた「吟のいろは」を100%使用した、「一ノ蔵 純米大吟醸 吟のいろは」を11月1日より発売。「吟のいろは」の特等米での純米大吟醸の酒造りは初めての挑戦である。

■「吟のいろは」を使用した初めての挑戦
「一ノ蔵 純米大吟醸 吟のいろは」は、宮城県育成品種の酒造好適米として初めて「特等」に格付けされた令和2年度産の「吟のいろは」のみを使用した純米大吟醸酒であり、純米大吟醸の仕込みは初めての挑戦となる。

「 “吟のいろは”の米の特長である眼状心白(がんじょうしんぱく)が非常に大きいため、精米、水分の調整、麹(こうじ)の管理と難しい。これまでの吟醸造りの経験を基に、ひとつひとつの工程に気を遣いながら醸しました。吟のいろはの米の良さを引き出し、宮城県の酒造好適米として吟醸造りの可能性を見出す第一歩となりました。」

と一ノ蔵総杜氏 門脇氏は振り返る。

”わたあめ”を頬張った時の、ふうわり柔らかな風味の後から甘酸っぱい果実を思わせるほのかな酸味、丸みのある上品で繊細な甘みが溶け合い、まるで夢心地のような香味が口中に広がる味わいが特長。

デザインは香味の広がりを日輪の美しさ、荘厳さと共に日の光で広がりをイメージしている。

一ノ蔵純米大吟醸 吟のいろは
原材料名:米(宮城県産)、米こうじ(宮城県産米)
精米歩合:40%
原料米:吟のいろは(特等米)100%
アルコール分:15%
税込希望小売価格:4,400円
販売先:日本名門酒会加盟店、宮城県内の酒販店、仙台市内百貨店、仙台駅構内の酒販店などで販売

■酒造好適米の「特等」とは
お酒を仕込む際に使用する米の等級は5段階に区切られており、いくつかの要素で等級が決定される。
この要素の一つに「整粒歩合」があり、サンプリングされた玄米の中にどれくらい整った形をした米粒があるかをはかる。

90%以上の特上米から、45%以上の三等米まであり、因みに、食用米の等級は一等米が最上となる。今回使用した「吟のいろは」の特等格付は、宮城県が育成した品種では初となる快挙だ。

■「吟のいろは」とは
「吟のいろは」は、令和元年に宮城県酒造好適米としては「蔵の華」以来23年ぶりに誕生した新品種。上品で美しい酒質に仕上がることを願い、仙台藩祖・伊達政宗の長女・五郎八(いろは)姫にあやかり名付けられた。

米の中心部分に、酒造りに適した白く濁っている部分「心白」が、眼球のように丸く発現する眼状心白が特長。

今年で来たばかりの、特別な日本酒を試してみては。

【一ノ蔵】
所在地:宮城県大崎市松山千石字大欅14番地
URL:https://ichinokura.co.jp/
商品詳細:https://ichinokura.co.jp/pickup-product/junmaidaiginjo-ginnoiroha

(田原昌)

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