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日本酒と養殖業のコラボレーション!酒粕で育った山口県の「ほろ酔いさば」限定発売

IGNITE / 2021年11月20日 19時30分

日本酒と養殖業のコラボレーション!酒粕で育った山口県の「ほろ酔いさば」限定発売

日本酒の力で旨みがたっぷり増した「さば」が誕生。山口県では、名産である日本酒の副産物「酒粕」を活用し、養殖業の振興を目指して「やまぐちほろ酔い養殖業推進事業」を行ってきた。その養殖魚第1弾にあたる「ほろ酔いさば」が、11月20日から長門市の道の駅センザキッチン、阿武町の道の駅阿武町で2,000尾のみ限定発売される。

自信を持って勧められる逸品に仕上がっているという。

■酒粕のパワーで旨みと甘みを増した「ほろ酔いさば」

山口県は本州の最西端に位置し、三方が日本海、響灘、瀬戸内海の3つの海に開けている。自然条件に恵まれ、古くから漁業が盛んな地域だ。

令和元年、山口県は県内養殖業の振興のため、新たなブランド養殖魚の開発する「やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚」プロジェクトをスタートさせた。山口が日本酒の名産地であることに注目し、餌に「酒粕」を混ぜて魚を育てるというものだ。

これまでさば、ウマヅラハギ、アユの3魚種を対象に研究を続け、11月に入り第1弾の「ほろ酔いさば」の初出荷、販売開始に至った。

「ほろ酔いさば」は青魚特有の臭いが抑えられており、程良い脂乗りと旨み、甘みが増していることが特徴だ。

すでにブランド発表会を行い、ロゴマークも披露。ロゴマークは日本酒と酒粕を「盃」と「波に見立てた稲穂」で表現し、さらに酒粕を食べて元気に飛び跳ねる「ほろ酔い魚」を描いている。 ロゴマークを活用し、今後も認知度向上と販路開拓を進める狙いだ。

旨みたっぷりな「ほろ酔いさば」。山口県を代表する新たなグルメに、今から注目したい。

道の駅センザキッチン(長門市仙崎)
https://nanavi.jp/senzakitchen/

道の駅阿武町(阿武郡阿武町)
http://www.abucreation.com/

(IKKI)

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